マリーナベイ・サンズをはじめ、グルメ・観光、ショッピングやアクティビティと盛りだくさんのシンガポール。
アジアと西洋がミックスした近未来都市で見どころ満載!治安のよさや日本から直行便の多さなども相まって、最近では女子旅の定番としても人気を集め続けていますよね♪
今回は、シンガポール旅行の基本情報(独自の罰金制度など..)と、持ち物チェックリストについてまとめました!旅行を予定されている方は参考にしてみてください♪
シンガポール旅行のお役立ち情報 ▽
シンガポールの
持ち物チェックリスト✈️
コレだけ準備すれば安心!
目次
シンガポール基本情報
ここでは「シンガポールの基本情報」から見ていきましょう!
マレーシアと国境を接するシンガポールは、複数民族が共存する多国籍国家ということもあり英語能力が高く、ビジネスをしやすい国1位に選ばれるなど東南アジアでもトップクラスの豊かさを誇ります。
国の面積は東京23区と同じほどで、首都はシンガポール。国自体が首都という小さな国です。
日本から | 直行便で7〜8時間 |
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おすすめの日程 | 3泊5日〜 |
時差 | −1時間 |
ベストシーズン | 4〜9月 |
言語 | 英語・中国語・マレー語・タミル語 |
ビザ | 30日以内の観光は不要 |
主な交通手段 | MRT・タクシー・バス・配車アプリ |
現地通貨 | シンガポールドル |
レート | 1SD=約82円 |
チップ | 不要(ホテルやレストランではサービス税10%が加算) |
トイレ | 水洗。紙は流してもOK |
水道水 | 飲んでも問題ありません |
電圧 | 220〜240V 日本と異なる |
『入国条件』と『ビザ』について
・入国時に、残存有効期限6ヶ月以上が必要
・30日以内の観光目的の滞在はビザ不要
旅の予算は?
- 観光地の費用
- 3食の食事代
- 交通費
で、余裕を持って1日1万5千円以上はみておくといいと思います。そこに+お土産代が加わるイメージです。
物価は高いです。
お財布の中には、現金とクレジットカードを準備しましょう。また、アリペイやWe Chat payといったキャッシュレス払いに対応している場所も多いです。
シンガポールは日本以上にカードが普及し、使える国です。
また、海外旅行をするなら万が一(盗難・スリ・急な体調不良)に備え『海外旅行保険が自動付帯』のクレジットカードを1枚以上準備すべきです!
まずは自分の手持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付帯されているかどうか?確認しましょう。以下の記事が参考になります。
大体の目安
タクシー初乗り | 3 SGD(250円〜) |
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バス | 1 SGD(80円〜) |
屋台 | 3.5 SGD(290円〜) |
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水 | 0.5 SGD(40円〜) |
缶ビール | 2.5 SGD(210円〜) |
シンガポール市内の移動方法は?
市内を移動する方法としては、以下が挙げられます。
- MRT
- タクシー
- バス
- 配車タクシー
MRT
主要エリアを網羅しているので、旅行者にも使いやすい移動手段です。値段も安く頻繁に運行しており、うまく活用すると交通費が安く抑えられます。
【Mapは、クリックで拡大されます】
タクシー
街中は数多くのタクシーが走っているので捕まえやすく、英語が通じるため気軽に利用しやすいです。
メーター制で、初乗り1キロまでS$3.20〜(約270円)以降は、10㎞まで400mごとにS$0.22(約20円)が加算されるシステムになっています。
バス
200以上の路線があり、路線も複雑。基本的に車内案内もありません。バスはローカル市民の足でもあり、観光客が乗りこなすのは難しいかもしれません。
配車タクシー
通常は、乗用車がきます。
たまたまキャンペーンカーが来た時の写真
シンガポールでは、配車アプリのGrab(グラブ)もよく利用されています。
基本的にグラブと契約した一般人のドライバーが自家用車をタクシーの代わりにして乗客を運んでくれるというシステムのもの。
料金も安くアプリを使って車を呼ぶ為、安全でぼったくりの心配がありません。東南アジアを旅行するなら必須のアプリです!
Grab(グラブ)の利用方法については、
下の記事で詳しくまとめてあります。
平均気温と降水量
四季はありません。
- 乾季(2月〜10月)
- 雨季(11月〜1月)
に分かれています。
雨季でも1日中雨が降ることはありません。1日に数回スコールが降り、湿気っぽくなりますが、雨のあとは風が吹き涼しく感じることも。年間の平均気温は、26〜27度です。
スコールになると短時間、バケツをひっくり返したような激しい雨と雷になることも。
すぐに止む場合が多いので(長くても1時間程度)心配はいりませんが、屋外の観光地にいく場合は折り畳み傘やレインコートがあると安心です。
治安は??
シンガポールは、世界平和度指数で163ヶ国中の8位を獲得しており安全に旅行ができる平和な国だと言えるでしょう。(ちなみに日本は、9位)
ただ、気をつけなければならないのが軽犯罪。
- スリやひったくり
- 置き引き
- タクシーのぼったくり
- 大金を持ち歩く
- 人気のない場所での夜間の単独行動
観光客を狙った犯罪は、どこでも発生します。海外であるということを忘れずに、慎重に行動することも必要ですね。
厳しすぎる罰則制度に注意
シンガポールには、厳しすぎる!とも思える独自の罰則制度があります。
- 禁止エリアでの喫煙
禁止エリアで喫煙をした場合、罰金8万円が課せられる可能性があります。
- タバコやゴミのポイ捨て
初犯で約8万円以下の罰金が課せられる可能性があります。
同時にタンやつばの吐き捨てにも同額の罰金刑あり。再犯は、最高でS$2000(約16万円)、3回目以降は最高でS$5000(約40万円)もの罰金が取られることも。
歩いて見るとわかりますが、シンガポールの街中は日本以上に清潔で綺麗です。また、ゴミ箱も多く設置されています。ゴミを捨てるときは、必ず近くのゴミ箱に捨てましょう!
- ガムの持ち込み禁止
ガムの製造・販売・輸入の全てが禁止されています。
もちろん、所持だけでも罰金が科せられます。医療用のみOKという規則があるようですが、うっかりいつもの癖で噛んでいたなんてことのないように注意してください。
- 公共交通機関での飲食禁止
バス、タクシー、地下鉄での飲食は禁止。ペットボトルの飲み物、キャンディーなども対象となります。
4万円以下の罰金が課せられる可能性があるので要注意!
- 違法薬物の持ち込みは死刑
東南アジア諸国は薬物に対しとても厳しい措置をとる国が多いです。【大麻が合法の国 オランダ】日本人はOK?アムステルダムのコーヒーショップでも紹介していますが、持ち込むだけで死刑です。
マレーシアのビザを取得する際に押されたスタンプ
知らない人の荷物を預かるなど、声をかけられても怪しいと感じたら反応しない。無視をする・毅然とした態度で断るなどして対応してください。
実際に荷物を預かって言われた通りに運んだら薬物だったという事件も発生しています。「知らなかった」では通じません。
- 蚊が発生する環境を作る
例えば水が貯まる容器を外に放置するなどすると、初犯で80万円以下の罰金が課せられます。蚊から媒介されるデング熱から身を守るためには大変重要なことなのです。
シンガポール旅行の持ち物チェックリスト
必要なリストを6つに分類しています。
持ち物リスト
- 旅の基本の必需品
- 衣類や機内の便利グッズ
- 洗面用品、コスメ
- スマホなどの電子機器
- 観光に必要なアイテム
- バッグ・収納
- ラゲッジタグ・スーツケースベルト
1. 旅の基本の必需品
パスポートは、旅の必須アイテム。
有効期限もしっかりとチェックしましょう!
クレジットカードは、2枚程度持っておくと便利です。
・VISAかマスターなら大体のお店で使える
・海外旅行の傷害保険が自動付帯
・マイルが貯まる
・海外ATMで現地通貨が引き出せる
・航空機遅延保険がついている
海外では、クレジットカードが身分証明の代わりになるほど「クレジットカードを所有している=支払い能力のある信用できる人」と考えられます。
ホテルに宿泊する際のデポジットやレンタカーの利用など、必ず必要な場面があります。
提示を求められた時に1枚もクレジットカードを持っていないと、『この人はクレジットカードも持てないほど信頼のない人なのか?』と疑われかねません!
結果的に、本来受けられるはずのサービスが受けられなかったり、高いデポジット(のちに返却)を現金で支払う羽目になります。
航空券は、必ず往復分を準備しコピーを取っておくと安心です。お金は事前に準備してもOKですが、現地で両替する方がレートが良い場合がほとんど。
必須アイテム
- パスポート
- 航空券のeチケットの控え
- クレジットカード
- 現地通貨の現金
- 旅の日程表
- 海外旅行保険の書類(あれば)
要検討(用意しておくと安心)
- パスポートの写真(2枚)
- パスポートのコピー
- 国際免許証
パスポートは万が一の盗難に備え、写真は2枚準備しておくと便利。パスポートの顔写真ページも写真を取っておくと再申請の時にも安心です。
出かける際はコピーを持ち歩くと、パスポートの紛失の心配がありません。持ち歩く場合は、紛失や盗難に備えて首から下げるタイプの収納ポーチを利用するのがおすすめです。
「スリが多いのはヨーロッパでは?」と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
出稼ぎで働きに来ている人が多い東南アジアも多いです。バッグと別にして、身につけておくことでスリの危険から守ることができます。
2. 衣類や機内の便利グッズ
機内で過ごす時間は意外と長いもの。現地についてからも過ごしやすい服や、アイテムがあると快適ですね。
出かける場所に合わせて服装を変えられるように、TPOに応じ服装を考えるのがベスト。例えば高級レストランに行くならキレイ目なワンピースを持って行くなど・・。
洋服はかさばるので、着回しができるものでコーディネートを考えれば枚数は減らせます。現地で調達するのもいいですね。
洗濯も自分でやってしまえばラクです。1週間以上の滞在でも3〜4日分を持っていけば十分です。洗濯しながら着回すのがおすすめですよ!
衣類
- 締め付けのないラクな服
- ワンピース
- 下着や靴下
- スニーカーやサンダル
- 水着
- ストールやカーディガン
- ナイトウェア
海外のモールやレストランは冷房がよく効いています。外と中の温度の差が激しいので、羽織るものは必ず持っていってください。
大判のストールが1枚あると役に立ちます。プールに行った時や日差しが気になる時にも使えるので便利です。
シンガポールでモスクの観光を考えている人は、肌の露出を隠すのにも使えますね!
バスツアーに参加する人は、バスの中も意外と冷えるので要注意です。1枚あれば、万能に活躍してくれる大判のものを選んでおくと使い勝手がいいと思います。
機内の便利グッズ
- ネックピロー
- アイマスク
- 携帯スリッパ
- マスク
- 耳栓
- 機内で時間を潰せるもの
- むくみ対策グッズ
個人的には、キンドルやiPadを持っていきます!格安航空を利用する時は、座席モニターがなくて正直ヒマです。そんな時の必須アイテムですね。
また、フライト中に気になるのが足のむくみ・・。旅先についてから辛い思いした経験ありませんか?特に女性はむくみやすいです。
しっかり対策して旅行を楽しみましょう!
3. 洗面用品、コスメ
もちろん、現地でも調達できます。が、特にコスメや肌に直接つけるものを海外で買うのは心配・・。という方は、使い慣れたものを持って行くと心配がありませんよね!
小さな容器に詰め替えるか、トラベル用のスキンケアキットを持っていくのがおすすめです。
2000円以下で買えるおすすめのトラベルキットは、以下の記事でまとめて紹介しています。
洗面用品
- コンタクト用品
- ヘアケア用品
- 歯ブラシやカミソリ
- ボディーソープ
- シャンプー、リンス
- 爪切り
- 化粧品一式
- 綿棒・コットン
- 生理用品
- 海外対応のドライヤー
- 海外対応のヘアアイロン
海外のホテルでは衛生面から歯ブラシが置いてないホテルも多くあります。日本のように、アメニティがなんでも揃っているわけではありません。
「シャンプーはあるけど、リンスがない。」なんてことも普通にあるのでご注意を!海外対応ドライヤーやヘアアイロンもあると重宝するアイテムの1つですね。
4. スマホなどの電子機器
シンガポールは、日本とコンセントの形状が違うので変換プラグが必要です。電圧は、220〜240V。コンセントの形状は、3つ穴式の(BF・B3)タイプが主流。
海外非対応の電化製品を持って行く場合は、変圧器が必須。無理して使うと壊れてしまうので要注意です。
必ず本体に書いてある電圧をチェックして、必要なら変圧器を持って行きましょう。
電子機器類
- スマートフォン
- タブレット
- モバイルバッテリー
- 変換プラグ(BF/B3タイプ)
- 各種の充電器
- レンタルWi-Fiのルーター
- カメラ一式
- 変圧器(※必要に応じて)
海外に滞在する時に気になるのがネットのこと。渡航先でも、調べものをしたり、インスタに投稿したり・・。女子旅は、やりたいこと盛りだくさん!
レンタルWi-fiもおすすめですが、海外専用の格安SIMならさらにお安くお得にネットが利用できます。
事前に購入しておけば到着してすぐに利用できるので検討してみてください。
5. 観光に必要なアイテム
いよいよ観光スタートという時に、使える・あると便利なアイテムをまとめました。
一緒に行った友達が、恋人が困っている時さっと取り出せたらスマートで旅慣れてる感じですよ!
観光に必要なアイテム
- ガイドブック
- ウェットティッシュ
- 虫除けスプレー
- サブバック
- 帽子・サングラス
- ノート・ペン
- 常備薬
- 折りたたみ傘
- 日焼け止め
東南アジアの日差しは、湿気が少なくカラッとしていて、焼けるように強い日差しが照りつけます。気づいたら真っ赤に日焼け・・なんて、よくある事です。
最近では塗り直しの必要がなく、手軽に日焼け対策ができる「飲む日焼け止め」が一般的になっています。
常夏の海外旅行の持ち物の1つとして仲間入り必須です!
6. バッグ・収納
滞在期間や荷物の量によってスーツケースのサイズ感は、人それぞれ。旅の負担も大きく変わるので早めに準備をしましょう!
3泊5日なら中〜大型のスーツケースがあれば十分です。お土産をたくさん買う方は、80ℓ程度あると安心です。スーツケースを持っていない方や買おうか悩んでいる方は、まずレンタルサービスを利用してみましょう。
頻繁に旅行に行かない限り、出番が少なく置き場に困るスーツケース。レンタルで賢く利用するのもオススメです!
バック・収納
- スーツケース
- サブバック
- ビニール袋
- 衣類の圧縮袋
- ジップロック
- ラゲッジタグ
ジップロックやビニール袋は、濡れたものを入れたりするのに便利です。また、帰りのスーツケースが閉まらなくなった。といった買いすぎトラブル防止のために、圧縮袋も準備しておくと安心ですね!
最近は、こんな可愛い圧縮袋も売っています♪
7. ラゲッジタグやスーツケースベルト
ブランドのスーツケースだと、色やデザインが被ってしまうことあります。間違いを防ぐためにも、印をつけておくのは効果的です。
ラゲッジタグやスーツケースベルトをつけておくと、自分の荷物をターンテーブル上で見つけやすいというメリットがあります。実は持っておくと重宝するアイテムの1つです。
まとめ
旅行に行った時、忘れ物をしてしまった経験は誰にでもあると思います。が・・しっかりと事前に準備をすれば快適な旅が満喫出来ます!