長期の滞在中は基本的にバイクを借りて過ごします。
最初はベトナムのあってないような交通ルールと劣悪な環境に怖い!と思っていましたが、慣れると以外と平気。むしろバイクがないと生活が成り立ちません(笑)
この記事ではベトナムのダナンでバイクに乗りたい方に向けて、レンタル方法やガソリンスタンドの使い方・気をつけるべき交通ルールについて紹介します!
【観光】 五行山 / リンウン寺 / ミーケビーチ
【ホテル】 ホイアン
【レストラン】 マダムラン / ピザフォーピース / バインセオバーユン
【その他】 アライバルビザ / レンタルバイク / 旅行ガイドブック
目次
借りる前に知ろう!ベトナムの交通ルール
日本とは違いベトナム全土でバイクは市民の足。スマホ並みに所有率が高く、走っている数も多いです。独自の「知っておくべき交通ルール」について紹介します。
観光客は免許がなくてもOK!?
ベトナムは、日本でいうところ原付(50cc以下のバイク)は免許不要で誰でも乗ることができます。ただ実際はほとんど走っておらず、100ccのバイクが主流です。
レンタルバイクもほぼ100ccで、2人乗りが可能。現地の人は大人3人乗りや子供2人と大人2人の4人乗りとかしますが、危険なので絶対にダメです。
乗る場合、基本的にベトナムの免許が必要になります。ベトナムでは国際免許が使えません。使える国はジュネーブ協定に加盟している国のみとなり、ベトナムは加盟していないからです。
ですが、ベトナムの免許を持った観光客などほぼいません。観光客が借りる方法は、パスポートや自国の免許証を預けレンタルする方法です。ベトナムの免許を持たない人が借り乗り回してるので、実質の無免許運転ですね。
警察も取り締まりをしているようですが、捕まった場合は賄賂でなんとかなる世界。(人によりますが、1000円程度で済む場合もあるとか)
私たちは、3ヶ月のロングスパンで借りていましたが捕まったことはありません。観光客の移動手段としても容認されている感じです。
アジアで国際免許が使える国
・フィリピン ・インド
・タイ ・バングラディッシュ
・マレーシア ・シンガポール
・スリランカ ・カンボジア
・ラオス ・大韓民国
その他の国についての情報が知りたい方は、警視庁の国外運転免許が有効な国で調べてみてください。
右側通行、赤信号でも右折が可能
ベトナムは、日本と違い右側通行です。すぐに慣れると思いますが、最初のうちは間違えないように注意が必要です。
日本人に馴染みがないルールが「信号が赤でも右折可能な場合があること」です。右折専用レーンや右折可の信号、看板がついている場合に適用されます。周りのバイクを参考にしながら運転するとわかりやすいです。
バイク専用、車専用道路あり
ベトナムでは、車両の種類ごとに走っていい車線が決まっています。片側2車線の場合は右車線、片側3車線以上の場合は右側の1〜2車線が走れます。
周りのバイクの動きに合わせて走れば特に問題はありません。「基本は一番右側を走る」と覚えておきましょう!間違えて入ってしまうと、ルール違反になります。これで結構捕まる方多いみたいなのでご注意を。
実際に乗る時の注意点とルール
実際に借りて乗る場合にも、日本とは異なった独自のルールがあります。
基本、大型車優先
日本のように「歩行者優先」という考え方はベトナムでは通用しません。スピードもある観光バスやトラックといった大型車が優先です。
開発が進み観光客が激増しているダナンでは、観光バスやトラックなどの大型車が多いです。事故にならないように右側を走り、大型車を優先して走らせてください。
前にいる車やバイクを優先する
ベトナム人は車線変更時にほとんど後方を確認しません。ミラーはただの飾りです。
自分より前を走っている車やバイクを優先し、確認しながら走ります。車やトラックも車線変更はゆっくり行うので危険は感じません。ですが、最初は結構怖いかもしれません。
前のバイクは後ろを全く見ていない事を理解し、運転する必要があります。普通に後方確認せず自由に車線変更してくるのでご注意を!
クラクションは存在を知らせる合図
ベトナムを旅行すると、初めはクラクションの嵐に気疲れしてしまうかもしれません。もしかすると、なんてせっかちな人達なんだとも思うかも・・。
日本では非常時にクラクションを使うと思いますが、ベトナムでは異なります。『ここにいるよ!!』という、自分の存在をアピールするものです。
- 急に横からバイクが出てきた
- 車が車線変更してきた
- 人が道路を渡ろうとしている
- 前を走っている車やバイクを抜かしたい
そんな時は遠慮せずに鳴らして存在を知らせる事で安全に運転することができます。
大型の交差点では細心の注意を!
ベトナムでは、所々に4本以上の道路が混じり合う大型の交差点があります。交通量の多い時間帯はバイクが入り乱れ、よく事故を起こさないなと感心するほど。
もちろん信号なんかなく、車や自転車、人や自転車も突っ込んで来るので左右の確認を怠らず、タイミングを測って通行するようにしてください。
集団の流れに逆らわない
交通量の多い時間帯や場所では群れのようにバイクが入り乱れ、そこに車やトラック、人に自転車も加わります。
バイクや車との適切な車間距離とかありません。みんな我先に行こうとします。そんな中で急に止まってしまうと玉突き事故が発生する恐れがあります。
無理な停車や動きは周囲にも危険を及ぼすので、スピードも周囲に合わせながら集団と一緒に動いてください。ベトナムでバイクを運転するのに最も大事なポイントです。
マスクやゴーグルがあると便利
道路が舗装されていないところでは砂や石が多く、飛んできて目が痛くなります。車や大型車の排気ガスも気になるので、マスクやゴーグルがあると安心です。
\ カラフルなマスクが市場で50円ぐらいで買えます。/
天気がいい日は日差しも強くなるので、女性は日焼け防止の意味でもあると安心かもしれません。焼けやすいので夏でも長袖を羽織るのがおすすめ。
また雨季は気温が低くなり、吹き付ける風が冷たく感じます。バイクに乗る際は上着が必須です。パーカーぐらいの厚みがある上着があると役立ちます。
現地の人は、雨で気温が下がるとダウンやコートを着て運転する人達もいるほどです。
万が一のトラブルに備えて
今までに説明した交通ルールを守れば大丈夫ですが、その一方で観光に来た外国人によるバイク事故が問題になっている実情もあります。現地人による事故もしょっちゅうです。
海外旅行は思いがけないトラブルに見舞われることもあります。万が一に備え、海外旅行保険が受けられる状態にしておくことが大切。
海外旅行に頻繁に行かない方でも安心して保証が受けられるのは、海外旅行保険が自動で付いてくる(自動付帯された)クレジットカードを持つ事です。海外でクレジットカードは信頼された人物である事を示す身分証の代わりにもなります。
バイクの借り方
レンタルできる場所は各所にありますが、外見ではお店の良さが判断しにくいと思うので、Googleの口コミ等を参考にするのがオススメです。
宿泊するホテルで借りれる場合もありますが、基本的に1日のレンタル代は高め(700円〜1000円以上)に設定されています。
\ レンタルバイク店の選び方 /
- メンテナンスがされているか
- レンタル代は最安1日500円〜
- バイクは古くないか
- 外国人のお客さんが利用しているか
この辺りをチェックするのがいいかな?と思います。私たちはGoogleの口コミもいい、ミーケビーチの近くにある店舗を利用しています。
店主の人も優しくメンテナンスもしっかりされています。半年以上その場所で借りていますが、問題はなかったので初めての方にもおすすめです!
Mango Motorbike Rentals
Mango Motorbike Rentals
(マンゴーモーターバイクレンタル)
住所:163 Lê Quang Đạo, Bắc Mỹ Phú, Ngũ Hành Sơn, Đà Nẵng 550000 ベトナム
営業時間:7:00〜21:00
定休日:なし
価格:1日10万VND(約470円)
書類に記入
契約の書類に記入します。名前と滞在先のホテルや部屋番号、電話番号など。あとは、何日借りたいか?を伝えればOKです。
1ヶ月以上滞在するなら少し値引きしてくれる場合があるので交渉してみてください。長期でレンタルする方がお得になります。
免許証とパスポートを提示
マンゴーモーターバイクレンタルでは、日本の免許証を預けることで借りることが出来ます。貸す方も万が一の盗難に備えて、デポジットの代わりに身分証明を預かるというのが基本ルール。
お店によりますが免許証NGでパスポートを預ける所もあります。デポジットを支払う事でOKな場所もありますが、200〜300ドルと高額な現金が必要です。
もし無くされたとしても、パスポートより圧倒的に痛手は少ないです。
バイクを選ぶ
お金を支払ったらバイク選び。どれも綺麗でメンテナンスもしっかりされています。2人で乗ると伝えると選んでくれます。
もし、バイクが全部レンタルされていても別の場所から持ってきてくれるので安心してお任せする事ができます。
試し乗りして、問題なければOK!
ベトナムでは日本のメーカーのバイクが浸透しています。ここのお店は、YAMAHAのバイクも置いてあり、ヘルメットも貸してくれます。試し乗りをして問題がなければOKです!
ガソリンスタンドの使い方
日本と違い、ベトナムでは返却時にガソリンを満タンにして返さなければならないというルールはありません。
その為、借りた時に極端にガソリンが少ない場合があります。そんな時は、まず近くのガゾリンスタンドで補給をしましょう!
マンゴーモータバイクの近くにもガソリンスタンドがあります。大通り沿いにあるのでわかりやすいと思います。利用方法は簡単です。
\ マンゴーモーターバイクから近い場所にあるガソスタ /
外観は日本のガソリンスタンドに似ています。
ガソリンは店員さんが入れてくれます。給油口を開けて待ちましょう。日本のように順番まちのルールはありません。待っていると普通に順番抜かしされるので、グイグイアピールして入れてもらってください。
だいたい借りると毎回ほぼ空に近い状態(笑)ですが、ガソリンは日本より破格に安いです。6万ドン(約280円)ぐらいで満タンになります!
満タンにしたい場合は「フル(Full)!」と伝えればOK。少しだけ補充したいという場合は、入れたい分だけのお金を渡します。金額分だけのガソリンを入れてくれます。
準備ができたらあとはルールを守って運転するだけ。晴れた日にビーチ沿いを走ったり、周辺の観光地まで足を伸ばしてみたり、風を感じながら最高の思い出作りに出掛けましょう!
ダナンのマーライオンといわれる『ドラゴン橋』念願だったバイクで橋を渡るを実現させました!
間近で見ると迫力満点🙄
全長666m、全6車線の巨大な橋で総工費は100億円だとか!週末の夜は、火と水のショーが開催され多くの人で賑わいます🇻🇳#ダナン #ドラゴン橋 pic.twitter.com/b6V9jNUWGu
— 世界のたびのーと@雨季のダナン🇻🇳 (@staytuned_07) 2019年1月9日
その他にもリンウン寺や五行山・バンコー峠などバイクで行ける観光地はいくつかあるので、ぜひ行ってみてくださいね!
まとめ
今回はダナンでレンタルバイクを借りる方法と交通ルールについて紹介しました。風を切って海沿いを走る時、一言では表せないほどの爽快感が感じられます。
ぜひみなさんも安全第一でダナンでのバイク体験を楽しんでくださいね!
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