目次
ブータン旅行に行く前に知っておきたいこと
ヒマラヤ山脈に位置する、小さな国「ブータン」
数年前に国王が来日したことをきっかけに、この国を知った人も多いはず。GNH(国民総幸福量)の拡大を国策として掲げ、小さいながらも一風変わった国。
そんなブータンは、自国の文化や自然を守るため、
外国人観光客の数を制限しています。
しかも、外国人旅行者は自由に個人で旅行することは許されておらず、専属のガイドとドライバーをつける必要があります。・・・と聞くと何やら難しそうですが、ブータン旅行の手配は実はとても簡単。
旅行会社を通してパッケージツアーに参加すれば、
ガイドやドライバー・ホテルや食事場所もすべて手配してくれます。
団体旅行が苦手という方は、もちろんお一人や友達同士だけでのツアーを組むことも可能。あなただけのガイド・ドライバーとブータンを気ままに旅行することができます。
ブータンの基本情報
全て旅行会社にお任せすれば安心のブータン旅行ですが、出発する前に頭に入れておきたい「基本情報」をご紹介していきます。
治安
ブータンは治安がとても良い国です。
しかも、旅行中は常に専属のガイドとドライバーと回るので、心配はいりません。「ガイドはどんな人かしら」と不安に思う方もいるかもしれませんが、ガイドは有資格者で、日本語ガイドを頼むこともできるので安心。
私も日本語ガイドをお願いしましたが、日本での留学経験もあり、とても日本語が流暢でした。
旅行中のお金
ブータンの通貨は「ヌルタム」
現地のホテルや空港などで日本円から両替ができます。しかし、ブータンへのパッケージツアーには、基本的に”3食の食事とホテル代、ガイド・ドライバー代、交通費“と全て含まれているので、ブータン滞在時に使うお金は飲み物代やお土産代くらい。
お土産店も、数は少ないのでヌルタムへの両替は、必要最小限でOK。飲み物をあまり飲んだりお土産をほとんど買わない方であれば、1,000円程度もあれば十分です。
使われている言語
ブータンの公用語は「ゾンカ語」
ですが、ブータンでは学校の授業が英語で行われるため、現地の人々は英語を話すことが出来ます。またガイドは日本語を話せるガイドが数多くいるので、英語が話せなくても問題ありません。
私も日本語ガイドと共に旅行しましたが、とても流暢な日本語で安心して旅行することが出来ました。
ビザは必要?
ブータン入国時にはビザが必要です。
が、これは個人で申請することが出来ないため、旅行会社を通じて取得する必要があります。通常、旅行を申し込んだ旅行会社がビザ取得も合わせて代行してくれるので安心を。
入国の際にはパスポートと合わせてビザのコピーが必要になりますので、ビザ取得後に旅行会社より入手しておきましょう。
アクセス方法
現在、日本からブータンへの直行便は無く、バンコクでの乗り換えが便利。タイのバンコクでドゥクエアというブータンの国営航空の飛行機に乗り換えます。
ブータン唯一の国際空港である”パロ空港“は、
滑走路がとても狭いことで有名。
photo by Chocorayto
着陸時には少しヒヤヒヤしますが、
上空から眺めるヒマラヤ山脈は絶景なので、窓際の席を確保するのがおすすめです。パロ空港から首都ティンプーへは車で一時間。
入国審査が終われば、空港で専属のガイドが待っていますので、車でティンプーへ向かい、いよいよ旅の始まりです。
[getpost id=”4420″ title=”ブータンの準備と持ち物の記事”]
ブータン旅行のおすすめの季節
ブータンは日本と同じく四季があり、
どの季節に行ってもそれぞれの魅力があります。
標高が高いブータンですが、冬でも雪が降り積もることは稀なので、冬でも旅行を楽しむことが出来ます。
- 春(3~5月):色とりどりの花々や、パロ・ツェチュ祭りなどが楽しめます。
- 夏(6~8月):蒸し暑くなく、過ごしやすい時期。蛍が見れることもあります。
- 秋(9~11月):各地でのお祭りや、黄金に輝く田んぼの景色を楽しめる季節。
- 冬(12~2月):空気が澄み、一年の中でもヒマラヤ山脈が一番美しく見える時期。
ブータンのおすすめ観光地
美しい自然や、伝統的なブータン建築の建物など、見どころが詰まったブータン。そんな中でも私が実際に訪れた、おすすめスポットをご紹介いたします。
1. タクツァン僧院
ブータン旅行のハイライトでもある「タクツァン僧院」
空港があるパロに位置するこのお寺は、崖にへばりつくように断崖絶壁に建っているお寺。片道約二時間~二時間半かかり、なかなかハードなコースですが、たどり着いた時の達成感と絶景は言葉では表せられません!
この辺りは標高3,000m程あるので、
高山病防止のためにも水分補給と休憩をしっかり取りながら登りましょう。
ブータン料理のイメージ写真/photo by digital_shutterbug
帰り道では、途中にあるカフェテリアでお昼ご飯が食べれます。ビュッフェ形式で、ブータン料理をお腹いっぱい食べられます。運動した後のご飯は、何倍も美味しく感じるはず。
2. プナカ・ゾンで自然と歴史に触れる
プナカという地方にある「プナカゾン」は、
ブータンに数ある寺院の中でも最も美しい寺院と呼ばれるうちの一つ。
川沿いにある寺院へは橋を渡って行くことが出来ます。雄大な自然に囲まれながら、寺院をゆっくり見学していきましょう。
このプナカゾンは規模も大きく、細かい彫刻や装飾が美しく残っています。現国王の結婚式が執り行われたことでも有名で、時間があればぜひ行きたいスポットです。
3. プチホームステイ&ブータン式お風呂体験
ブータンへのツアーでは、現地のホームステイ体験ができるものもあります!私も旅行中の半日、現地のお宅へ訪問させてもらいました。
9人ほどの大家族が温かく迎え入れてくれ、
伝統衣装のキラの試着や、ブータン伝統の焼き石風呂ドツォの体験ができました。このブータン式お風呂は、熱く熱した石を木でできたバスタブの中へ入れ、水を温めるという何とも古典的なもの。
ちょうど冬の時期だったので、身体の芯までしっかり温まることが出来ましたよ。
引用:roomie
また、夕食もごちそうになり、ブータン伝統料理の「エマダツィ」などを頂きました。エマダツィは唐辛子とチーズ、野菜などを煮込んだ家庭料理で、本当はとっても辛いのですが、外国人旅行者向けにマイルドにしてくれました。
それでもとっても辛かったですが、現地の人と触れ合い、心温まるひとときでした。
ブッダ・ポイントで首都ティンプーを一望
首都ティンプーにある、通称「ブッダ・ポイント」は小高い丘の上にあり、ティンプーの街並みが一望できる人気スポット。
丘の上には大きなお釈迦様の像があり、内部も見学できるようになっています。パロ空港から首都ティンプーへ向かう途中にあるので、お天気が良ければぜひ寄ってみては。
まとめ
「世界一幸せな国、ブータン」
ブータンは他の国と違い、自由に旅行をすることが出来ない為、不便に感じるかもしれませんが旅行会社へツアーを申し込みさえすれば、あとは食事も宿泊も移動も全て旅行会社が手配してくれるので、実はとっても楽ちん。
ブータン人の温かいおもてなしや、野菜をたっぷり使った優しい料理・美しいヒマラヤ山脈の景色や美しいブータン建築の街並みに、あなたもきっと虜になるはず。
ライター Popenのブログはこちら NZわくわくワーホリ日記
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