江戸時代から、人々の生活に浸透していたと言われる「手ぬぐい」その使い勝手の良さから今、「手ぬぐいがブーム」だとか!
私が、手ぬぐいを使い始めるきっかけとなったのは、定住せず海外を放浪する日々を送ることになったから。「とにかく、荷物を減らしたい。」そう考えたのが始まりです。
今は、その魅力にすっかりハマってしまいました。今回は、私が海外で手ぬぐいをどのように使っているか?活用法も合わせて紹介します!
旅行で愛用している手ぬぐい
「かまわぬ」で購入した4枚の手ぬぐいを使い回しています。1枚800円〜と値段もお手頃です。
手ぬぐいは、季節の柄やその場所でしか買えないデザインなど、とにかく種類が豊富。選ぶ楽しさも魅力の1つですよね!
手ぬぐいを旅行で使うメリット
手ぬぐいを旅行で使うメリット5つを簡単に紹介します。
1. かさばらない
手持ちの手ぬぐい4枚重ねてみました。
薄くて軽いので、持ち運びに便利。スポーツタオルと比べても、小さくコンパクトであることがわかってもらえると思います。
スポーツタオル1枚と手ぬぐい4枚
手ぬぐいサイズ:90×32㎝
広げるとスポーツタオルと同じぐらいの長さがあり、幅も広いので活用しやすいというメリットがあります。しっかり使えるサイズ感もあり、薄くてコンパクトになるので荷物を減らしたい旅行にピッタリです。
2. 吸水性・速乾性に優れている
手ぬぐいは吸水性と速乾性に優れています。理由は、タオルとの生地の製法(織り方の違い)にあります。
どちらも、素材は綿で同じですが、織り方の違いでフワフワの柔らかいタオルと、薄くしっかりとした生地の手ぬぐいになります。
タオルのような、柔らかい吸水性はありませんが、使ってみるとしっかりと水分を吸収してくれます。薄いので、濡れたら絞って広げて乾かせばいいだけ!すぐに乾きます。
タオルは吸水性が高く柔らかいので使い心地はいいんですが、それだけ乾きにくくかさばるというデメリットも..。
3. 性質上、雑菌臭がつきにくい
もう1つの大きな特徴は「端が切りっぱなしになっている」という事です。
- 乾きが早い
- 雑菌臭がしない(乾きが早い為)
- 汚れやホコリがたまらず、衛生的
- 切ったり裂いたり、結んだりしやすい
といったメリットがあります。
タオルは分厚い分、乾きが悪いとすぐにいや〜な匂いが発生しますよね。それは乾かした時に下に水分が溜まってしまうことが原因です。
手ぬぐいは端が切りっぱなしなので、余分な水分を下に溜め込みません。水捌けがいいので、乾きも早く雑菌臭も発生させることがありません。
短い旅行ならホテルのタオルで十分ですが、長期旅行となるとタオルを何枚も持って行くのは現実的ではありません。手ぬぐいで代用するのがおすすめです。
4. 使い込むうちに馴染んでくる
手ぬぐいは、経年変化していきます。
最初は固く感じるかもしれませんが、どんどん柔らかくなっていき、長く使う事で味がでます。自分好みの手ぬぐいになって行くのも味わい深くていいですよね!
5. デザインが可愛い
かまわぬの手ぬぐい
私は「かまわぬ」で購入したコーヒー豆・ひまわり・江戸切子など、お気に入りの4枚を旅行に持ち歩いています。全国に店舗があるので、気軽に探しに行けるのもいいですよね!
かまわぬといえば、「鎌」「輪」と「ぬ」の文字を合わせた判じ絵が有名。七代目市川団十郎が歌舞伎の舞台衣装で身に付けたことから、当時の庶民の間で大流行したそうですよ!
定番の「かまわぬ」の柄もおしゃれです。
他の手ぬぐいを探す
>>手ぬぐい かまわぬ 楽天市場
旅行に最適の手ぬぐいの素材は?
手ぬぐいといっても、種類はさまざま。染め方で値段も変わってきます。ここでは、「染め方で選ぶ、旅行にオススメの手ぬぐいの種類」について紹介します。
手染め(注染手ぬぐい)
経年変化を楽しむなら、手染め(注染)がおすすめ。
その名の通り、染料を注いで染めるから「注染」と呼ばれています。顔料インクを使用しないので、肌触りもよく、さらっとした手触りになるのが特徴。
最後に仕上げとして水洗いを行い、余分な染料や糊を落とします。その一手間で、全体に綺麗に色の入った、手触りのいい手ぬぐいが出来上がります。
値段の目安:1枚800円〜
プリント染め
価格がリーズナブルでお財布に嬉しいプリント染め。
顔料を使って生地にプリントしていきます。顔料を使うので、硬めの手触りになるのが特徴。色鮮やかな発色で色落ちしません。
値段もリーズナブルなので、手ぬぐい初心者の方にもおすすめです。
値段の目安:1枚100円〜
旅先で使う用途に合わせて選ぼう!
手ぬぐいの素材に迷ったら自分の使いたい用途に合わせて選びましょう!
肌のケアに使いたいなら注染を!
手ぬぐい活用法で少し紹介していますが、手ぬぐい洗顔をしたりバスタオル代わりに使うことが多い人は、肌に優しい「注染の手ぬぐい」がおすすめです。
インテリアやファッションに使うならプリントで!
おしゃれアイテムとしてスカーフのように使ったり、例えば旅先で床にカバンをおくのが気になるから敷物にしたりする場合などは、安価な綿を使った手ぬぐいでもOKです。
旅行×手ぬぐいの便利な活用法
実際に私が半年以上の長期の海外生活をする時にやっている「手ぬぐいの活用法」について紹介します。
敷物として使う
スキンケアやドライヤーなど、すぐに使いたいアイテムは場所を決めて置いておくと便利。そんな時の敷物として活用しています。
ホコリが気になるときは、被せておくとホコリよけにもなります!
手や顔を拭くタオル代わりに
私は、タオルを引っ掛けられるホルダー(100均で買えます)と手ぬぐいをセットで持ち歩いています。
この形にしておくと、部屋の中のどこへでも持ち運べて好きな場所に引っ掛けられるので便利です。
バスタオルの代わりとして
バスタオルと手ぬぐいってこんなにサイズに違いがあるんです。長期で海外を旅する時、タオルはかさばるので持って行きたくありません。
ホテルにバスタオルがある時は、使わないこともありますが、民泊(Airbnb)などで数が十分にない時は手ぬぐいをバスタオルとして代用しています。
濡れたらその都度絞って拭けば、しっかりと身体中の水分を吸収してくれますよ!
浴用タオルとしても使える!
泡立ちの良い手ぬぐいは、浴用タオルにもピッタリです。海外のホテルに絶対にないのが体を洗うアイテム。
衛生上、仕方ないのですが体はしっかり洗いたい。そんなシチュエーションも手ぬぐい1枚あればスッキリ解決してくれます。
ハンカチとして持ち歩く
普段は、ハンカチとしても使っています。汗を拭きたい時も、大判なのでしっかり拭けますし、ハンカチより薄いので、バッグの隙間にもぴったり収まります!
手ぬぐい洗顔で美肌を目指す
手ぬぐいは細いさらしの糸で作られているので肌への刺激が少なく「昔ながらの洗顔法」として愛用している方も多いです。
普段は、「石鹸×手ぬぐい」でやっていますがいつも以上に肌のくすみや毛穴の黒ずみが気になる時は、「酵素洗顔×手ぬぐい」のスペシャルケアも取り入れています。
私がいつも使うお気に入りの酵素洗顔
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手ぬぐい洗顔の手順
手ぬぐい洗顔の手順は簡単です。
メイクを落とす。
(メイクは落とさなくてもOK
だそうですが、個人的には
気になるので落とします)
顔をぬるま湯で濡らしておく。
手ぬぐいをぬるま湯につけて絞り、
石鹸や酵素洗顔を手ぬぐいの上で
しっかり泡立てる。
手ぬぐいに泡をつけて、
優しく肌を撫でるように
クルクルと回しながら洗顔する。
(小鼻やあごなど汚れが気になる部分は、
指先に手ぬぐいを巻いて優しく洗う)
最後に、よくすすいでいつも通りの
スキンケアをすればOKです♪
酵素洗顔を使うと肌がワントーン明るくなって、スキンケアの浸透力も変わる感じがします。時間がある時は、+αでパックもしてリラックスタイムを海外で楽しむのもお気に入りの過ごし方です♪。
暑さをしのぐのに使う
暑くて耐えられない時、首に巻けば全体をカバーして日焼けから守ってくれます。水に濡らして、巻けば冷感タオルの代わりにも。しっかり絞れば、水滴が垂れてくることもありません。
ケガをした時、包帯にもなる!
手ぬぐいは、端が切りっぱなしになっています。
江戸時代では、ケガをした際の応急処置にも使われていたようで、裂いて包帯として使っていたそうです。粋な使い方ですよね!端からすぐに裂けるので万が一の時にも安心です。
風呂敷としても活躍
荷物を包んだり、ベンチに座る時に風呂敷がわりに敷いたりする事も。最近は、パソコケースを使わずにパソコン本体を包むのにも使っています。
そのままリュックに入れて使う時に出して広げれば、傷もつかないし敷物の役割も果たしてくれるので便利です!
ペットボトルホルダーにも!
こんな感じで、取っ手付きのペットボトルホルダーを簡単に作る事もできます!バッグに入れる時に水滴も気にならないので、よくやるお気に入りの方法です!
手ぬぐいのお手入れ方法
手ぬぐいを長く愛用するためには、基本のお手入れ方法を知っておくことが大切です。
基本は、手洗い
注染の手ぬぐいは、使い始めの時は特に色落ちしやすいというデメリットがあります。もし、洗濯機で洗う場合は、別で洗濯するなど色移りに注意してください。
色落ちは数回で収まりますが、洗濯機を使うと生地が痛みやすくなってしまうので、私は基本手洗いです。
汚れてしまって場合も洗剤や洗濯機を使わず、手でしっかり揉んで、絞って乾かせば嫌な匂いなどもなく、すぐに乾くので問題ありませんよ〜!
端がほつれたら、カットして!
先ほど、手ぬぐいの端が切りっぱなしになっている事が大きな特徴でメリットについても紹介しましたが、最初のうちは、使用したり洗ったりする度に糸がほつれてきます。
でも、使用に問題はありません。ハサミでカットして切り揃えてあげれば大丈夫です。生地の端から1㎝ほどでほつれは止まります。
最後に・・
旅行に手ぬぐいを持ってくメリットは、ズバリ!「1つで何役もこなす万能アイテム」だから。一度旅行に持って行くと便利さに手放せなくなります♪
ぜひ、お気に入りの手ぬぐいを探してみてくださいね♪
気温も上がり、段々と暖かくなってきましたね♪
夏に向けて紫外線対策はすすめていますか?4月〜9月がピークと言われている紫外線は早めに対策が必要です。
肌が焼けるとしわやたるみの原因となり、年齢を重ねるごとに見た目にも変化がでてきます。年齢に関わらずしっかりとケアしましょう。
以下の記事では飲む日焼け止めの人気ランキングを紹介しています。肌に塗る手間が省けるのでおすすめ^-^