2010年に万博を開催してから、ますます加速して進化する都市「上海」2016年にはアジア最大のディズニーリゾートもオープンしています。
そんな上海市の人口は2400万人以上。
また、商工業・金融・交通の中心であることから世界中の企業が集まっているのも上海の特徴です。
目次
上海の有名なレストラン10選
1. 上海姥姥(シャンハイラオラオ)
上海料理
引用:aibj.org
思わず口ずさみたくなってしまう「シャンハイラオラオ」という店名。「姥姥」は中国語で母方のおばあちゃんのこと。
地元っ子にも人気のお店で、
外灘から徒歩圏内とういう好立地!そして、お手頃価格というから驚きです!
おすすめは、上海料理の定番「紅焼肉(ホンシャオロウ)」(68元)
日本で言うところの、豚の角煮。
上海料理の特徴は甘みと濃厚さ。
醤油や砂糖、黒酢を使っている料理が多く、中華料理の中でも日本人の舌には合いやすいのが特徴。
紅焼肉も醤油と砂糖で豚肉を煮込んだ料理で、豚の皮がついたまま調理するのでコラーゲンもタップリ。
Photo by kattebelletje
他にも、「蟹粉豆腐(シエ・フェン・ドウ・フ)」(48元)も上海の定番メニュー。上海ガニの蟹みそと卵と豆腐を絡めた麻婆豆腐で、普通の麻婆豆腐よりマイルド。
濃厚な蟹みその味が楽しめる上海ならではの料理です!
photo by 出遲一丁
B級グルメに興味があるなら、「上海粗炒麺(シャンハイ・チャオ・ミェン)」(18元)もおすすめ。太めの麺の醤油味焼きそばです。
数人で行く場合には、炒飯と一緒に上海の焼きそばにチャレンジしてみるのもいいですね。
上海姥姥は、上海料理のみならずオーソドックスな中華料理もあるので、幅広く楽しめます。また、観光客専門でやっているお店ではないので、日本語や英語は通じないと思っておいた方がいいです。
ただ、メニューには写真と英語表記があるので、注文するのは問題なくできるのでご安心ください。
参考情報
2. 1221餐馆(ヤオーアーアーヤオカングァン)
上海料理
こちらは、住所の番地をそのまま店名にした隠れ家的な上海料理のお店です。欧米人の駐在員に人気のお店で、特にディナーの時間は欧米人が大半を占めています。
入り口は、大きな鉄の扉一枚といった中華料理店とは思えない変わったつくりが特徴。
店内にはおしゃれなジャズミュージックが流れています。
引用:Trip Fever
外国人のお客さんが多いため、英語を話すスタッフがほとんど。
そして、日本語メニューもあるのがうれしいですね。上海姥姥ほどではないですが、価格も比較的リーズナブルです。
食事を楽しむだけなら一人3,000円前後といったところ。
photo by Kentaro IEMOTO
こちらのお店は、上海ガニも取り扱っているので、ぜひ上海ガニのシーズンである秋から冬までにかけて訪れる方は「上海ガニの姿蒸し」を注文することをおすすめします。
夜に訪れる場合は、ワインや紹興酒、チンタオビールなどお酒も充実しているので食事と一緒に楽しんでみてくださいね。
参考情報
3. 巴国布衣(バーグオブウイ)
四川料理
観光客に大人気の「巴国布衣」(バーグオブウイ)は本格四川料理を味わえるお店です。
上海料理ではなく、四川料理のこちらのお店をおすすめする理由はただ一つ「中国第一級国家機密である変面ショー」を間近で見ることができるからです!
四川地方の伝統芸能である変面は、目にもとまらぬ早さでカラフルでいろいろな表情をしたお面が変わっていくものです。
おすすめは夕食の時間帯。
毎日19:30~ショーが始まるので、18:00頃に予約をすればちょうどいいころかもしれません。
ショーが行われているときは、自由に歩き回れるので、舞台から遠い席でも近くにいって観ることができます。駐在員時代何度も行きましたが、変面の早業を見極めることはできませんでした。
photo by ClieistD
料理は四川料理で辛いものがほとんどですが、エビ団子のスープなど辛くないメニューもあるので、辛いものが苦手な方も、ぜひ訪れてみてくださいね!
参考情報
4. 滴水洞(ティンシュイドン)
湖南料理
湖南料理というと日本人にはマイナーですが、中華料理の中でも辛い料理に分類されるものです。ただ、本場の湖南料理ほど激辛ではないので、日本人を中心に観光客からも人気のお店です。
看板メニューはスペアリブ(22元)辛いのですが、一本食べたらもう一本注文したくなる一品です。なんといっても冷えたチンタオビールに合う!
空心菜の炒め物(25元)や麻婆豆腐(35元)、炒飯(35元)、タンメン(35元)など定番のメニューがお手頃価格。
美味しいメニューがたくさんあるので迷ってしまうほど。どれも一人では明らかに多い量ですので、3〜4人で2〜3皿がちょうどいいくらいだと思います。
メニューには英語表記と日本語表記があるうえに、写真までついているので注文に困ることはなさそうです。
参考情報
5. 老北京前門烤鴨(ラオベイジンチュエンメンカオヤー)
北京料理
中華料理の代表的な料理である北京料理の看板メニュー「北京ダック」が味わえるのがこちらのお店。
豫園(ヨエン)から歩いて行ける距離なので、豫園に行くときはぜひチェックしてほしいお店です。上海以外にも、西安や桂林に支店がある人気店。
北京ダックは店内の釜で注文を受けてから焼かれるので、出来立てを食べることができます。できたては、皮がパリパリで身はジューシー。それだけで食べても絶品。
引用:shanghainavi
せっかくなら、ぜひ一緒に頼んでほしいのが、「薄餅(小麦粉を焼いたもの)とネギと甘味噌」です。
北京ダックを薄餅でラップのようにくるんで、ネギと甘味噌を添えて食べたらいくつでも食べられてしまいそうなほどの美味ですよ!
日本語は通じませんが、メニューには写真がついているので指差しで注文できるのが助かりますね。
参考情報
6. 南翔饅頭店(ナンショウマントウティエン)
言わずと知れた小籠包の名店「南翔饅頭店」です。1900年に上海の豫園にオープンしてから、現在では日本、シンガポール、インドネシア、香港にも支店を持つほど国際的にも認められているお店です。
photo by Tzuhsun Hsu
上海の大人気観光スポット「豫園商城」の一角にある本店は、いつも行列を作っています。1階のテイクアウト用の販売窓口は週末になると30分待ちは当たり前。2階は食べるだけの簡単なスペースがあり(週末昼時は大混雑です)3階はちょっと高級なレストランという感じです。
おすすめは1階でテイクアウトして、散策しながら小籠包を食べるという上級者コースです。スープがこぼれないように食べるのは大変ですが、テイクアウトの良さは店内で食べる半額で買えること!
また、蒸らしている湯気が立ち込める受け渡し窓口に近づいていく時間が最良のスパイスになります。
photo by SimonQ錫濛譙
16個入りで20元!(約340円)2階席で席が取れるのであれば、8個入りで25元(約420円)なのでゆっくり食べたい方はそちらをおすすめします。
小籠包をレンゲの上に乗せて、薄い皮を少し破ってからあふれ出す肉汁をやけどしないように少しずつ楽しむのがおいしい食べ方ですよ。
photo by nekotank
そして、黒酢につけて食べる小籠包は絶品!
また、好みにもよりますが、生姜(別料金)と一緒に食べると違った美味しさを味わうことができます。
夜景鑑賞とセットのツアーも!
人気!南翔饅頭店本店「小籠包」&豫園商場の夜景観賞ツアーfa-external-link
参考情報
7. 小楊生煎館(シャオヤンションジエン)
上海の定番おやつ(シャオチー)が、小籠包とこちらの生煎です。焼小籠包ともいわれる「生煎」は、大きめの小籠包を焼いたような感じ。小籠包より皮は厚く、中の肉もたっぷり入っていて食べ応えがあります。
photo by Anna Lee
お値段は4個入りで8元(約140円)とってもリーズナブル。店内で食べる場合は、スープがついてきます。
食べ方は小籠包と同じで、まずは皮を破ってから肉汁を楽しみ、その後は黒酢につけていただきます。4個でも意外と腹持ちしますよ。一度行ったら、滞在中に何度か寄りたくなるような手軽さがあります。
photo by Angus Lau
そして何よりおいしいです。ただ、ありがちなのが、昼の忙しい時間を過ぎた15時や16時ころは焼き立てでないものが出てくる場合も・・。
アツアツの出来たてを狙うなら、混雑している昼時が一番良さそうです。
参考情報
8. LILLIAN BAKERY
エッグタルトは、ポルトガルからマカオに伝わった?香港生まれ?広州で誕生した?などなど、諸説ありますが、上海で定着したのは2000年頃からのようです。
上海のエッグタルトはリーズナブルでおいしい!上海で初めて食べてハマったという人も意外と多く、いまでは上海の定番おやつになっています。
引用:shanhainavi
上海っ子にも大人気で店舗は色々ありますが、上海にエッグタルトを広めたと自称する「LILLIAN BAKERY」をご紹介します。
ちなみにキャッチフレーズは「上海で一番おいしいエッグタルト」西洋風のおしゃれなお店内では、エッグタルトだけではなくて、ケーキや焼き菓子も売っています。
おすすめは、原味蛋撻(プレーンエッグタルト)と芝士蛋撻(チーズエッグタルト)どちらも4元(約70円)とお手頃価格です!
photo by Ye Tan
店内で食べることも、持ち帰りも可能ですが、出来たてをすぐに食べるのがおすすめですよ。サクサクのパイ生地に香ばしいクリームが病みつきなります!
上海のケンタッキー・フライド・チキンや、この後紹介する「甜蜜蜜」でもエッグタルトは販売しています。色々なところで試してみて、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
参考情報
9. 甜蜜蜜(ティエンミィミィ)
上海市内に20店舗を展開する地元上海っ子には大人気のお店です。広東料理や香港式のデザートが人気のお店で、若者から年配の方まで利用する年齢層は幅広いです。
おすすめしたいメニューはエビのワンタンメン(約500円)エビの練り物のワンタンはくせになる味です。他にも、香港式チャーハン(約570円)は日本人好みの醤油ベースのチャーハンです。北京ダックや豚の角煮なんかもあって、どれも値段はお手頃。
スイーツはタピオカとマンゴーが入った楊枝甘露(約420円)がおいしい!マンゴープリンやフルーツ盛り合わせ、柚ジュースなんかもありますので、いろいろ試してみるといいかもしれませんね。
引用:shanhainavi
ちなみに、エッグタルトは大ぶりなものが2つで12元(約202円)です。また、お子様のセットメニューも28元~用意があります。香港式チャーハンとジャガイモを酢で炒めたもの、そしてスイーツと充実の内容です。
ご家族連れの方も楽しめるので安心です。
さしずめ日本のファミリーレストランといったところでしょうか。
参考情報
10. ザリガニストリート
上海にきて、お腹の強さに自信がある人、好奇心が強い人におすすめしたいのが寿寧路(ショウニンルー)にあるザリガニストリートに行くことです。
夕方以降は車両通行止めになるこの道は200m程の長さですが、両側にお店がずらりと並びます。特にザリガニの旬の季節である初夏(7月上旬頃)は、ザリガニ一色になります。どこもザリガニだらけです。私が行ったときは、通りをザリガニ歩いている光景があるほどザリガニだらけです。
引用:上海ナビ
ザリガニは、一般的に中国語で「小龙蝦」(シャオロンシャー)と呼ばれます。「小さな龍の蝦」という具合でしょうか。
「うまい蟹を食べているとき、人は無口になる。」と言われますが、「ザリガニを食べているときも、人は無口になります。」プリっぷりの身がとってもジューシーで止まらない!口の周りと手が油で汚れても食べる手を止めることができないほどおいしいです。
引用:shanhainavi
ローカルショップなので日本語は通じませんが、オーダーするのはザリガニと決まっているので問題ないと思います。また、シャコもザリガニと同じように人気で多くの店で取り扱っています。
ザリガニに比べて少しパサパサした食感ですが、肉が詰まっていておいしいですよ。他にも串焼きは海鮮から羊肉(ヤンロー)までさまざま。羊肉はピリ辛のスパイスが良く効いていて、ザリガニの合間に食べるにはおすすめです。
また、ビールとの相性も抜群ですよ!
参考情報
まとめ
いかがでしたか?
今回は、上海のおすすめレストランを中華料理に限定して10店ご紹介しました。上海料理のみならず、四川料理、湖南料理、北京料理も楽しめるのが巨大都市上海だからこそ。
他にも、フランス租界地域にある隠れ家的なフレンチのお店やイタリアンのお店など、実は世界中の料理が楽しめるのも上海の魅力です。
定番のローカルグルメ、上海のディープグルメであるザリガニなどなど。どれも一度ハマったら何度も食べたくなるグルメなものばかり!
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気温も上がり、段々と暖かくなってきましたね♪
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