「ニュージーランド」と聞くと、
皆さんは何をイメージしますか?
キウイフルーツや草原を走る羊、ラグビーのオールブラックスなどを想像する方が多いかもしれませんね。
お隣のオーストラリアに比べると、
ニュージーランドは「何もない」としばしば言われますが・・
手つかずの大自然や、ラム肉や魚介類などの新鮮なグルメ、大らかで優しい人々など、魅力がたっぷりの国なんです。
最近では、テカポ湖を始めニュージーランドの大自然が日本でも注目を集め、日本人観光客にも人気のデスティネーションとなっています。
テカポ湖
そんなニュージーランド、
魅力がたっぷりなのでどこに行けばいいかわからない!という方向けに、初めての旅行で押さえたい観光スポットをまとめました。
目次
旅行前に押さえておきたい基本情報
日本からのアクセス
日本からは、ニュージーランド航空の直行便が就航しています。他にもオーストラリアなどを経由して行くことが可能です。
成田からオークランドまでは、約11時間のフライトです。
日本との時差
日本よりも3時間早いニュージーランド。
サマータイムには、時差は4時間になります。時差を気にせずに旅行が出来るのも嬉しいポイントですね。
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お金事情
通貨は、「ニュージーランドドル」で、1ドル約80円。ニュージーランドはカード社会なので、多くの場所でクレジットカードが使えます。
物価は、毎年少しずつ上がっていて
日本と一緒、もしくは日本よりも高く感じるかもしれません。
野菜やフルーツなどは日本よりも安いですが、
・カフェでのランチは15ドル(約1,200円)
・ミネラルウォーターは3ドル(約240円)と少しお高め。
宿泊場所についても、
相部屋のドミトリーで1泊25ドル(約2,000円)と他のアジア諸国などと比べると高めです。
ニュージーランドの治安
世界の中でも、住みやすく治安もとても良いと言われるニュージーランド。
女性の一人旅も安心して行ける国ではありますが、特にオークランドやウェリントンなどの大都市では、夜間の一人歩きは控える、危なそうな場所には近づかない、など注意するようにしましょう。
おすすめ観光地 ー北島編ー
オークランドやウェリントンなど、
大都市が集まり経済の中心でもある北島。見どころもたくさん詰まっています。
1. オークランド
ニュージーランド最大の都市であり、
空の玄関口でもあるオークランド。
別名「帆の町」と呼ばれ、港沿いには多くのヨットが並び優雅な風景が広がる一方、アジアを始め世界中からの移民が集まり、世界中の料理が楽しめるのも魅力。
町を少し離れれば、美しいビーチや羊が放牧されている草原など、ニュージーランドらしい自然も残っています。
オークランドに来たなら、目抜き通りである「クイーンストリート」でショッピングを楽しんだり、今一番ホットなエリア「ポンソンビー地区」でお洒落なカフェやバー、セレクトショップ巡りなど楽しんでくださいね。
クイーンストリート/photo by russellstreet
足を伸ばして、ワイナリーが有名な「ワイヘケ島」に日帰りで行くのもおすすめです。
2. ロトルア
オークランドからバスで約3時間の町、
「ロトルア」は温泉とマオリ文化が有名な観光地。
町中では硫黄の匂いが漂い、至る所から煙が出ています。
温泉付きの宿でゆったりステイしたり、「マオリビレッジ」でマオリショーやハンギ(マオリ伝統の蒸し料理)を楽しんだり、間欠泉を見たり、ロトルアには楽しいアクティビティが詰まっています。
映画「ホビット」のロケ地である、ホビトンのある町「マタマタ」も、ロトルアから1時間程度で行くことが出来ます。
3.トンガリロ
北島の中心部に位置する、
トンガリロ国立公園は、世界遺産にも制定されています。
ハイキングコースは数多くあり、初心者におすすめなのは7~8時間で日帰りで挑戦できる、トンガリロ・アルパイン・クロッシング。
エメラルドグリーンに輝く湖や噴煙を上げるクレーターなど、見どころはたくさん。トレッキングシューズやレインウェア、食料などしっかり準備をして挑みましょう。
すぐ近くの「タウポ」も、ニュージーランドで一番大きいタウポ湖畔に位置する、綺麗な町なので、タウポを拠点にトンガリロへ行くのもおすすめです。
4.ウェリントン
ニュージーランドの首都「ウェリントン」は、
政治の中心であるだけでなく、カフェ文化も発達していて至る所におしゃれなカフェがあります。
ぜひお気に入りのお店で、
ニュージーランドで大人気の「フラット・ホワイト」を試してみましょう。
引用:International business times
また、入場無料の博物館も数多くあったり、
映画好きは必見の「ウェタ・ケーブ」など、文化の中心でもあります。
おすすめ観光地 ー南島編ー
北島よりものんびりとしていて、自然が豊かな南島。北島より広いため場所が点在していますが、どこも訪れる価値のある場所ばかりです。
5. クライストチャーチ
南島で一番大きい都市である「クライストチャーチ」は、ガーデンシティとも呼ばれ、お花や緑が町中に溢れてとてもきれいな街並みです。
トラム(路面電車)に乗って市内巡りをしたり、エイボン川でパンティング(昔ながらのボート)を楽しんだり、優雅なひと時を過ごすのがおすすめです。
2011年の地震の復興も進みつつあり、
復興のシンボルとして建てられた「カードボード・カセドラル」は日本人建築家がデザインした紙を使ってできた教会で、必見です。
カードボード・カセドラル/photo by 準建築人手札網站
6.テカポ
青く輝く湖と、星空が大人気のテカポ。昼間は湖畔でゆったりと湖を鑑賞し、夜には溢れんばかりの星空を鑑賞しましょう。
他にも、サーモン丼が大人気のレストランや、星空を見ながら楽しめる露店風呂施設などもあります。
特に春先の11月頃には、
湖畔に色とりどりのルピナスが咲き乱れ、より一層綺麗な景色が楽しめます。
7.マウントクック
世界遺産でもある「マウントクック」は、
初心者でも気軽にハイキングを楽しめるのが魅力。
コースによっては1~2時間で楽しめるものも。テカポとクイーンズタウンの間に位置するため、移動の途中にマウントクックのハイキングを楽しむ人もいます。
夜には、テカポに負けず劣らず満天の星空を楽しむことも出来ますよ。
8.クイーンズタウン
「女王が住むのにふさわしい町」と言われ、
国内外から観光客が訪れる湖畔のリゾートタウン「クイーンズタウン」
クイーンズタウンは、大自然を舞台にしたアクティビティが豊富で、ジェットボートやスカイダイビング、スキーや乗馬などが楽しめます。
他にも、小さい町ながら飲食店も多くあり、
ニュージーランド一美味しいハンバーガーと言われる「ファーグバーガー」や、国民的大人気クッキーブランドの「クッキータイム」など、お楽しみはたくさんです。
ファグバーガー/photo by Simon Willison
また、世界遺産のフィヨルドで有名な「ミルフォードサウンド」も、クイーンズタウンから日帰りでアクセスすることが可能です。
[ミルフォードサウンド]
まとめ
山、湖、海、川と大スケールの自然が織りなす風景が人気のニュージーランド。移民が多く、外国人に対してもオープンなので旅行中もきっとステキな出会いがたくさんあるはずです。
どうぞ、ステキなニュージーランド旅行をお楽しみくださいね。
ライター Popenのブログはこちら NZわくわくワーホリ日記
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