南アメリカ

日本人が知らない!ブラジルの食事ルールと有名な食べ物9選

2018年、日本人がブラジルに移住し始めてから110周年を迎え、「リベルダージ」と呼ばれる日本人街があるサンパウロを中心に、ブラジル全体が盛り上がりを見せています。

ブラジルは移民国家なだけあり、各国のおいしい料理がブラジル風にアレンジされていることが多いです。

また日系人も多くいるからか、日本人の口に合う食べ物もたくさんあります。

今回は、私が驚いた食事ルールと、ブラジルに行った際にはぜひ試してほしいブラジルの有名な食べ物をご紹介します。

ブラジル人の4つの食事ルール

実際に住んでみて知った、
ブラジルならではの驚きの食事ルールをご紹介します。

1. ブラジル人は白米を研がない

ブラジルの主食は日本同様にお米です。でも、ブラジルにはお米を研ぐ習慣がありません。ざっとお鍋にお米を入れ、塩を入れてそのまま炊きます。

たしかに、ぬかに含まれる栄養も取れるので、健康にはいいのかもしれませんが、研いだお米を食べなれている日本人にとっては、食べづらさを感じるかもしれません。

2. 右手にフォーク、左手にナイフ

ブラジルでは食事の際、フォークとナイフを使います。フランス料理では左手にフォーク、右手にナイフが常識ですよね。

でもブラジルは逆で、フォークを右手、ナイフを左手に持ちます。

ブラジルのお米は、日本のお米のような粘りがなく、さらさらしているので、フォークをスプーンの様に持ち、ナイフでお米を集めてすくって食べます。

3. 1日6回のコーヒーブレーク

コーヒーが大好きなブラジル人は、仕事の合間も10時と15時のコーヒーブレークは欠かしません。自宅にいても、多い人は、

  1. 朝食時
  2. 10時
  3. ランチタイム
  4. 15時
  5. 夕食時
  6. 就寝前

にコーヒーブレークを取ります。

家族団らんの際のコーヒーブレークでは、全員が飲み終わるまで席を立たないのが基本で、席を立つのは失礼とされているそうです。

どうしてもの時は、断りを入れてから席を立ちます。家族の時間を大切にするブラジルならではの慣わしですね。

4. 料理の味付けは濃い目

ブラジルの食事はとにかく味付けが極端なものが多いです。

なかでも、ケーキはとにかく甘く、よほどの甘党でない限りは1ピースのケーキを食べきるのも難しいと思います。

引用:世界の郷土菓子を巡る旅

黄色い悪魔と言われる「キンジン」は卵黄と砂糖とココナッツを混ぜたお菓子ですが、世界トップクラスの甘さとも言われています。

ただ、塩辛いものについては、古くから漬物や梅干など、塩漬けの文化のある日本人の口に合うものも多いです。

ブラジルの有名な食べ物9選

ブラジルの代表的な食事や家庭料理などをご紹介します。濃い味付けのものもありますが、ご紹介するものは日本人の方にもオススメできる美味しいものばかりです!

1. シュハスコ

ブラジルに行ったらシュハスコは外せないでしょう。日本語表記する際にシュラスコという人もいます。

日本でもブラジル料理店などでシュハスコを提供するレストランも増えてきているので、食べたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

シュハスコは、ブロックのお肉をスキュアーという長い串に指し、直接火に当てずに時間をかけてあぶって火を通す、いわばブラジリアンスタイルのバーベキューです。

ただし、ブラジル人にバーベキューと言うと怒られてしまうくらい、彼らにとってシュハスコは重要な位置づけです。

人が集まる際やお祝いの時などに食べられており、どのご家庭にもお庭や共有エリアなどにシュハスコができるスペースが完備されています。シュハスコを焼くのは基本的に男性の仕事になっています。

牛肉がメインですが、鶏肉や豚肉で行うこともあります。ブラジルでは、コラサォンと呼ばれるチキンの心臓などもポピュラーです。

レストランなどでは「もういらない」と意思表示をするまで、店員さんがお肉を持ってきてくれるので、お肉好きにおすすめです。

2. ポン・デ・ケージョ

街中を歩くといたるところにカフェやベーカリーを見つけることができ、「ポン・デ・ケージョ」はそのほとんどの店舗で販売されています。

ブラジル人は、ランチにすることもありますが、小腹がすいたときにおやつ感覚で食べている人も多く、とても身近な存在です。

引用:Cybercook

もちもちっとした食感とチーズの風味がたまらない、チーズ好きにはぜひ味わってほしい一品

カフェによっても、その風貌やもちもち感が違いますが、これまでおいしくないポン・デ・ケージョには出会ったことはありません。

トラディショナルなポン・デ・ケージョは一口大ですが、こぶし大のポン・デ・ケージョやゴマ入りなどもあり、お気に入りのお店を探すのも楽しいです。

引用:Hilah Cooking

時間が経つとしんなりするので、出来立てに出会えたときはラッキーです。場所にもよりますが、1個ずつの販売してくれて、6個買っても大体90円程度です。

3. コシンニャ

引用:Guia da Cozinha

コシンニャはブラジル風コロッケとも言われています。ポン・デ・ケージョと同様に、カフェやベーカリーで販売されています。

さくっとした衣とキャッサバのもちもちした食感が特徴で、中にはほぐしたチキンが入っていて、お店によってはじゃがいもを利用しているところもあるようです。

コシンニャやポン・デ・ケージョで使われているキャッサバはクセもなく、もちもちしたじゃがいものような食感と味です。

引用:iStock

手のひら大のコシンニャが一般的ですが、一口大のミニコシンニャもよく見かけます。しずく型のコシンニャは見た目もとってもかわいいですよね!

ころころしているので、フォークとナイフではなく、ナプキンで包んで手づかみで食べる人が多いです。

ケチャップやマヨネーズ、ピメンタといわれるタバスコのような辛いソースを用意しているお店も多いです。

4. パステル

パステルは、パスタ生地の中に味付けされた牛肉(カルネ)やチキン(ガリンニャ)などを入れ、油で揚げたものです。

お肉と一緒にゆで卵(オヴォ)が入っているものや、チーズ(ケージョ)だけが入っているものなど、種類も豊富にあります。

引用:www.today.com

これも、街中のカフェやベーカリーで売っています。ブラジルの家庭でも良く作られていて、スーパーでもパスタ生地のシートを簡単に手に入れることができます。

ブラジル人はこれもおやつ感覚で食べますが、コシンニャやポン・デ・ケージョと組み合わせて食べればランチや夕飯にもなります。

引用:TripAdvisor

どのベーカリーも基本的には似たようなラインナップで、ご紹介したポン・デ・ケージョ、コシンニャ、パステルが置いてあり、国民に長く愛されているおやつであることがわかります。

5. フェイジョアーダ

ブラジルの国民食とも言われる「フェイジョアーダ」は、黒豆と豚肉や牛肉の煮込み料理です。見た目は茶色で色気がないのですが、一口食べると複雑な味わいで、病み付きになる人も多いのだそうです。

引用:Allrecipes

私は、豆のもそもそした食感が苦手で豆料理は敬遠してきたのですが、このフェイジョアーダはとてもおいしくいただけました。

そのままだと、少し塩気が強いので、ごはんと混ぜながら食べるのが一般的です。

6. ストロガノフ

ストロガノフはもともとヨーロッパ料理ですが、ヨーロッパからの移民も多いブラジルではブラジルの家庭料理して進化しています。

トマトソースと生クリームを混ぜてつくるのですが、その味はとっても濃厚。

引用:Beeftalk

ごはんとバタタパーリャと呼ばれる細切りのポテトチップスと一緒に食べるのが定番です。ハイカロリーなのは間違いありませんが、日本のカレーライスのように突然食べたくなる定番料理です。

余ったストロガノフは、パスタに絡めたり、パンに塗って食べたりしています。

7. ブラジリアンピザ

ブラジルのピザは驚くほど大きいです。値段は1200円程度と日本とそんなに変わらないのですが、量が全然違います。

また味も個性的で、先ほど紹介したストロガノフにバタタパーリャが乗っているものや、チキンの心臓のコラサォンなど、ブラジル料理が一気に楽しめるのも特徴的です。

引用:That Food Cray

私が驚いたのは、クアトロケージョ(4種類のチーズ)

一口で満足感の得られるたっぷり乗せられたチーズはミルクがたくさん取れるブラジルならでは。

もちろん配達も行っていますが、街にはテイクアウト専門のピザ屋さんやその場で食べれるピザ屋さんなどもあります。

8. アサイー

ブラジルには、自分でフルーツやソースのトッピングを選んで自分オリジナルのアサイーカップを作れるお店がたくさんあります。

アサイーはミラクルフルーツといわれているほど栄養価が高く、美容と健康にも良いとされていて、”食事代わりにアサイーを食べるという人“も。

日本ではやったアサイーボウルも売っていますが、プラスチックカップに入れるスタイルが主流で、容器の大きさ自体も選ぶことができます。

イチゴやバナナ、パイナップル、キウイなどのフレッシュなフルーツと、コンデンスミルクやチョコレートソースをトッピングするのがオススメです。

M&Mチョコレートやブラジルの国民的スイーツのブリガデイロ(チョコレート)などのトッピングも人気ですよ!

9. やきそば

やきそばはブラジルで日本料理として大人気 !おすし屋さんでこのブラジル風やきそばを販売しているところも多くあります。

大きめにカットされた野菜と麺に、お肉がたっぷり。とろみがあるソースがかかっていて、あんかけ焼きそばのような食感は、日本の焼きそばとは似て非なるものです。

スーパーなどでもしょうゆとならんで、とろみのある焼きそばソースが売られています。

まとめ

日本からはるか遠くにあるブラジルですが、日本人の口にも合う料理がたくさんあります。

ブラジルならではの食を楽しめるのはもちろんですが、ブラジル風にアレンジされた日本食も、帰国後の話のネタになります。

ブラジルのお寿司屋さんでは、大人気のサーモンクリームチーズ巻きや、サーモンの皮のから揚げのお寿司、大量のサーモンが入った手巻き寿司などが楽しめます。

また、ブラジル人でも好みが分かれるストロベリー寿司やマンゴー寿司などもありますので、ぜひブラジルに行った際にはぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

– – – – – – – – – – – – – –

[getpost id=”4579″ title=”あなたにオススメの記事”][getpost id=”4558″ title=”あなたにオススメの記事”]

ABOUT ME
ぶちこ
ぶちこ
20代後半で旅行に目覚め、国内海外問わず旅行してきました。とある事情で会社を退職したことをきっかけに、ワーホリで1年間オーストラリアへステイしました。その後、日本でブラジル人男性と出会い、婚約。現在はブラジルに在住しています。