今回、タイ・チェンマイにある有名な観光スポット「タイガーキングダム」に実際に行ってきました。ここは、トラと一緒に写真が撮れたり触れるスポットです。
人間の手によって生まれた頃から育てられて来たトラ達は、まるで大きな猫!全然怖くありません。日本では絶対に体験できない貴重な思い出が作れました。
チェンマイ市内からは少し離れていますが、今回は行き方やチケットの購入方法も含め、見どころや写真撮影時の注意点など徹底解説します!
目次
チェンマイ タイガーキングダム基本情報
TIGER KINGDOM(タイガーキングダム)
チェンマイ
住所:51/1 หมู่ที่ 7 ถนน แม่ริม – สะเมิง Rim Tai, Amphoe Mae Rim, Chang Wat Chiang Mai 50180
営業時間:8:00〜18:00
休園日:なし
電話番号:053 860 704
公式HP:https://www.tigerkingdom.com/
タイガーキングダムとは?
タイガーキングダムは、トラと触れ合える施設です。2008年3月にチェンマイにオープン2番目の支店が2013年7月にプーケットに開園されました。
オーストラリア人旅行者の「トラにもっと近づきたい」という小さな要求から始まったそうで、その後世界有数に施設へと成長。
以前は、バンコク西部にトラと触れ合えることで世界的に有名な「タイガー・テンプル」がありましたが、違法な繁殖を繰り返した上に闇取引や虐待を行なっていたことが発覚し閉鎖しています。
チェンマイ タイガーキングダムの行き方
タイガーキングダムは、チェンマイの中でも郊外にあります。車で30分〜40分ぐらいかかるイメージです。
- チェンマイ空港から約18km
- 旧市街周辺から約17km
- ニマンヘミン通りから約14km
チェンマイは、バンコク市内のように地下鉄やモノレールなどの公共交通機関は発展していないので、タクシやーソンテウ・ツアーを利用して向かうのがおすすめです。
タクシーやGrab(グラブ)を使う場合
私は、東南アジアで広く使われている配車アプリのGrab(グラブ)を利用して向かいました。大体、往復450バーツぐらいで行けます。
グラブは東南アジア版のUber(ウーバー)。あらかじめ行先を入力して配車するサービスです。値段も最初にわかるのでぼったくりの心配もなく使いやすいので安心です!
※Grab(グラブ)
アプリを使って配車するタクシーサービスです。
使い方は以下の記事が参考になります。
ソンテウで向かう場合
ソンテウやトゥクトゥクでも、往復500バーツ前後で行けるとのこと。
ただトゥクトゥクは、短距離の移動向け。長時間乗ってると、排気ガスや砂埃で間違いなく疲れます。また、値段も交渉になってくるので乗り慣れた人でなければ難しいかも。
ソンテウならトゥクトゥクより車が大きく、乗り心地は問題ありませんが、やっぱり壁となるのが値段のこと。大体、往復500バーツぐらいと相場を知っておいて交渉していくのがおすすめです!
もちろん親切なドライバーさんも多くいますが、観光客という事でぼったくる人だっています。私は値段交渉が面倒なので、あらかじめ行き先を入力する事で金額がわかる「配車サービス」を利用します。
ツアーを利用する場合
私は今回、タイガーキングダムだけに行って帰ってきましたが、周辺にはスネークファームや象乗り体験が出来る場所もあります。首長族の村も!
引用:QTQの東西南北
タイガーキングダムでは基本、「トラと写真を撮って、触れ合って終わり」です。貴重な体験なんですけど、それ以外することがないのも事実。
2時間もあれば十分です。
せっかくなら周辺にある観光地を色々と回ればよかったなぁ〜と後悔・・。ホテルまでの送迎から、観光地の何カ所かを効率的に回れるおすすめツアーを選べばさらに充実した旅行になること間違いなしです!
ツアーを選ぶなら業界最大手のベルトラ
最低価格保証、口コミあり
チェンマイ タイガーキングダムのチケット情報
撮影できるトラの種類
チェンマイのタイガーキングダムには、さまざまな種類のトラがいますが、種類によって値段も異なります。
「色んなトラとたくさん写真を撮りたい!」という方向けのお得なパッケージプランも用意されています。また、身長や年齢によって制限もあるので、注意が必要です。
公式サイトの情報を参考に情報をまとめたので参考にしてみてください。
・ジャイアントタイガー
・ホワイトタイガー
・ビッグタイガー
・スモールタイガー
・ライオンもいます
シングルチケットの料金表まとめ
画像クリックで拡大できます
※サイトに記載されている内容と、実際に行って撮ってきた写真に種類や値段の部分で若干誤差があります。ご了承ください。
1人あたりの料金
Giant Tiger | 1,300バーツ (約4500円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
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White Tiger | 1,200バーツ (約4200円) | ・年齢制限なし ・150㎝以上 |
Big Tiger | 799BHT (約2800円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
Medium Tiger | 〃 | ・年齢制限なし ・150㎝以上 |
Small Tiger | 〃 | ・年齢制限なし ・140㎝以上 |
Lion | 〃 | ・18才以上 ・160㎝以上 |
パッケージチケットの料金表まとめ
・Big Tiger ・Lion | 1,500バーツ (約5,160円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
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・Big Tiger ・Small Tiger | 1,500バーツ (約5,160円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
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他にも、
・Big Tiger ・White Tiger ・LIon | 2,500バーツ (約8,600円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
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・Big Tiger ・Small Tiger ・LIon | 2,500バーツ (約8,600円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
Take All (全5頭) | 5,000バーツ (約17,200円) | ・18才以上 ・160㎝以上 |
など、全部で5種類用意されています♪
チェンマイ タイガーキングダムのチケット購入方法
手順①カウンターでプランを選ぶ
入り口に入ってすぐのカウンターで、プランを決めます。シングルチケットなら1頭、パッケージチケットなら2頭〜と撮影できます。
スタッフのお姉さんが、「パッケージがお得で人気だよ〜!」とおすすめしてくれますが、個人的には1頭と撮れれば十分満足できるかなぁと思います!
プランを決めると、仮チケットが発券されます。
手順②合意書にサインをする
チケット代金の支払いの前に「合意書のサイン」を求められるので、名前・年齢・国籍を書いて提出してください。
「万が一トラに襲われることがあっても責任は負いません」「チケットの払い戻しは出来ません」といった旨が記載されています。
手順③レジでお会計をする(クレジットカードOK)
レジに着いたら、最初にもらった仮チケットを渡してください。支払いには、クレジットカードも利用できますのでご安心を!
支払いを済ませると、選んだトラの種類が印刷された本チケットが発券されます。これは、中に入って撮影場所のスタッフの人に渡すものなので、無くさないようにしてください。
チェンマイ タイガーキングダムでの服装と注意点
服装とあると便利な持ち物
撮影時は立ったり座ったりするので、女性は長めのマキシワンピースやジーンズなどの長ズボンの方が安心です。
蚊がいるので虫除けスプレーを持っていくなど、虫除け対策はしておきましょう。日差しを遮る場所が少ないので、以下のアイテムがあると便利です!
- 虫除けスプレー
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 汗拭きシート
- タオル
- 折り畳み傘(スコールに備えて)
撮影手順と注意事項について
撮影の手順は以下の通りです。
- スタッフにチケットを渡す
- 注意事項を読む
- 荷物を棚に置く
- 檻の中に入って写真撮影スタート
スタッフの方からは、「注意事項」に目を通すように言われます。撮影時に注意すべき注意点は以下の通りです。
・荷物と鞄は棚に置く。カメラのみ持ち込み可能
・カメラのフラッシュは必ず消す
・スタッフは安全管理をするので、写真は自分で撮る
・トラの頭と前足は触らない
・トラの後ろから周って近づく
・トラはお腹を触られる事が好き
・走ったり、騒がない
・木の周りの電線には触れない
・スタッフと一緒に行動し、一人で自分勝手な行動はしない
・子供から目を離さず、看板に従って行動する
・トラを抱く行動はしない
+300バーツでプロのカメラマンに撮影も頼める
実際に撮影する前に、スタッフからプロのカメラマンに撮影を頼むかどうか案内があります。お願いすると、一眼レフカメラで約20カットとCDに焼いたデータをもらえます。
USBでもらう場合は、別途さらに追加料金が必要だったと思います。
例えば2人で行く場合、2ショット写真は欲しいところ。ただ注意事項にあるように、スタッフは安全管理の為、基本的に写真撮影はしてくれません。
撮影サービスを利用しないと、交代で撮影することになるので自撮りでもしなければ2ショットは撮れません!
私が行った時は、たまたま持ち込んだスマホでも撮ってくれましたが、基本的にはやってもらえないサービスだと思っておいた方がいいです。
ソロでも2ショットでも、バシバシ撮ってくれます。「ここに来て!」とか「ポーズはこれやって!」とか言ってくれるので、新鮮な写真がたくさん撮れました。
チェンマイ タイガーキングダムの楽しみ方
楽しみ方①トラとの写真撮影
1番の楽しみは、やっぱり「トラとの2ショット撮影」
今回は、成長したホワイトタイガー2頭と写真を撮ったのでサイズもビッグ!スタッフは3人+カメラマン1人でした。
最初は、のんびり座っていたトラとパシャり。トラが起きているのか?歩いているのか?といったトラの状態でも撮影できる写真は変わってくると思います。
最初のトラは、石段の上に座っていたので後ろからの撮影がメインになりました。
ジロリと振り返られると、その迫力と目力にビックリ!実際に旦那さんは固まってしまい、引きつった笑顔になってました(笑)子供の頃から人間に育てられているせいか、危険な感じは全くありませんでした。
2
2匹目のホワイトタイガーとはさらに至近距離で撮影することができました!。
ちょっと恐る恐るな表情もバッチリ!スマホと一眼レフと交互に常にシャッターを押してくれる優しいカメラマンのお兄さんでした。
しっぽが重かった〜。毛もごわごわしていて、面白い!トラを触っている驚きと感動でいっぱいでした。また希少なホワイトタイガーということで、毛はうすーい茶色のような色で目が青く、鼻や肉球がピンクなのも不思議でした!
最後にはベストな角度で、ホワイトタイガーのソロ撮影も!やっぱり自分で撮るより、プロの方は角度やアングルがわかってるので、満足のいく写真ばかりでした。
CDは、Photo Hubで受け取ろう。
撮影してくれたカメラマンが、受け取りのチケットを渡してくれるのでそれを持って入り口近くの「Photo Hub」に向かいましょう!
パソコンも置いてあるので、写真もその場ですぐにチェックができます!お金は、撮影時にスタッフに先に払うので、ここでは受け取りのみになります。
こんな感じで、封筒に入れてもらえました。実際にパソコンで見てみましたが、さすがプロ!画質も綺麗だし、何より表情が豊かに写っていたのが嬉しかったです。
楽しみ方②トラの生態を学ぶ
園内の所々に設置されている「トラの生態」が知れる説明書きが面白い!全部英語の説明になっていますが、読みながら回るのがおすすめです。勉強になります。
楽しみ方③園内にいるトラを観察
園内は、トラがいる檻が数カ所に設置されています。
撮影するトラ以外の檻も近くで見ることが出来ますし、スタッフの人たちも「見て行っていいよ〜!」と気軽に声をかけてくれるので、色んな種類のトラを観察してみてくださいね!
園内のMAP
ジャイアントタイガー
ホワイトタイガーの子供
ジャイアントタイガーの大きさにびっくりしたし、ホワイトタイガーの子供の可愛さに癒されました。
楽しみ方④檻の真横のレストランで食事
お腹が空いたらレストランで食事もできます。檻の真横にあるので、トラを見ながら食事ができます。食事をしながら写真撮影に来た観光客で賑わう檻の中を見ているのも面白いですよ〜!
仕事の時間ですよ〜と飼育員に起こされてる最中
飼育員さんと戯れる姿は、まるで大きな猫
出番が来るまでひたすら寝る
レストランでは、タイ料理や洋食が楽しめます。値段は、1品100バーツ前後。味もおいしいので、ぜひ檻の外からトラを見ながら食事を楽しんでみてください♪
ベーコンたっぷり、カルボナーラ
タイ風の炒め物
楽しみ方⑤お土産ショップでオリジナルグッズ探し
帰りにはお土産ショップに立ち寄ってみてはいかがでしょう?ここでしか買えないオリジナルグッズも買えます!Tシャツなどの衣類から、ぬいぐるみまで幅広く置いてあります。
チケットを購入した時にお土産屋さんで使える10%の割引クーポンがもらえるので有効活用してくださいね!
最後に…
いかがでしたか?
トラといえば、動物園の檻の外から眺める動物のイメージしかなかったんですが、実際に触れて写真も撮れるのは、タイの中でもタイガーキングダムでしか体験できないこと。
郊外からは少し離れていますが、行く価値ありのおすすめスポットです!ぜひ訪れてみてくださいね♪