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武陵源(ぶりょうげん)」と言われてピンとくる方はなかなかいないのではないでしょうか?中国湖南省張家界市に位置する武陵源は、1992年にユネスコ自然世界遺産に登録された、中国国内でも人気の景勝地。

また、2009年に公開された映画「アバター」のモデルになったということで、世界的にも有名な観光地です。

武陵源の基本情報

武陵源とは?

そもそも「武陵源」とはどんなところ?

中国南部の張家界市にある張家界森林公園、索渓谷自然保護区、天子山自然保護区からなる自然保護区一帯の総称です。

総面積は260㎢以上で、東京23区(619㎢)の半分ほどの広さ。その広大な面積の中には、高さ200mの巨大な石柱が3,100本以上も林立しています。

石柱の高さは高いものだと300mにも及ぶというから驚きです。また水も豊かで、800本もの渓流が石柱の間をぬうように流れています。この大自然が創り出す美しい景観から世界遺産に登録されています。

気候は、冬場の1月で5℃前後、夏場の7、8月でも30℃を越えることは少なく比較的年間で温度変化が少なく過ごしやすいのが特徴です。年間平均気温は16℃前後。

また、この地域は争いを避けてひっそりと生活してた少数民族が多い(張家界の人口の70以上は少数民族の方たち)ことでも知られています。

トゥチャ族、ミャオ族、バイ族、トン族など・・。

実は中国は人口の90%以上を占める漢民族以外に55もの民族がいるのをご存知ですか?武陵源には、その少数民族の衣装を試着して写真をとれるスポットもあるんですよ!

日本からのアクセス

次は、日本からのアクセスについて。

日本から武陵源へ直行便は運行していないため、上海や北京などの中国の大都市で乗り継ぎをします。北京や上海から2時間半ほどのフライトで、武陵源に近い張家界の空港に到着します。

行く前に準備を!
張家界の空港は田舎の空港という感じです。両替所はないので、日本出発前か中国で乗り継ぎをする際に済ませておきましょう!

空港から張家界市内までは約6kmほどで、タクシーなら10分程度で移動できる距離です。張家界市内から武陵源まではバスが頻繁に運行しているので、バスで移動します。

武陵源は広いために入り口が全部で5箇所あります。

  1. 張家界森林公園入口
  2. 武陵源入口
  3. 天子山入口
  4. 水饒四門入口
  5. 楊家界入口

おすすめは、市内から近い森林公園入口か武陵源入口。また、この二つの入口が最も人気も高いため、バスの本数も多くアクセスがしやすいです。

チケットは、どの入口でも購入可能。3日間有効で248元(4,216円程度)です。

正直料金は高いと感じますが、自然の雄大さを感じることができると考えれば安いものと割り切りましょう!武陵源内は広大なので、シャトルバスが無料で走っており、主要な観光スポットをつないでくれています。

ツアーを利用するのもオススメ!

武陵源は、日本からの直行便がなく個人旅行では難易度が少し高いのが難点。パッケージツアーを利用すれば、移動から食事まで全て組み込まれているのでとにかくラク

武陵源の広大な敷地も、見所をちゃんと抑えながら回れるところが高ポイント!

自分の好きなツアープランを選ぼう!
中国版の新幹線で移動したり、中国最長のロープウェイを楽しみながらガラス張りの桟道を空中散策したり。武陵源の厳選された5スポットを回れるツアーなど・・。さまざまなプランが用意されているので、自分にぴったりのツアーが必ず見つかりますよ!
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1.天子山(てんしざん)

天子山」は、武陵源の北部に位置する景勝地。

武陵源入口からシャトルバスで移動して行くことができます。武陵源には低い部分と高い部分があり、高い部分に行くにはロープウェイやエレベーターなどの人工物(有料)を使う方法と歩く方法があります。

ただ、歩くとなるとどこも2〜3時間は覚悟する必要があるのでご注意を。

天子山に登るには、石柱の間を縫うようにロープウェイを使って山頂を目指します。ロープウェイからの景色は迫力満点です。

石柱は緑に覆われ、この地形ができた地球のエネルギーにただただ圧倒されるばかり。山頂に近くなってくると、はるか下に森が見えたり、先ほどまでは見上げていた石柱の頂を見下ろせたりします。

まるで天界に登る様な不思議な気持ちを味わうことができますよ。

山頂までの長さは約2kmで、約10分ほどで到着します。

ロープウェイの山頂駅に到着したら、そこからはまたシャトルバスで中央に位置する賀龍公園に移動することができます。

このエリアは遊歩道が整備されているので、天子山エリアの絶景を歩きながら楽しむことができます。また、レストランなどもあるので、休憩するにはちょうどいい場所です。

引用:新浪博客

天子山エリアの石柱は、独特な板状なのが特徴です。また、角度によって様々な表情を見せてくれるので、歩きながら見ていると飽きることがないですよ。険しい地形があなたを圧倒することは間違いないです!

参考情報

天子山までのロープウェー料金:片道67元(約1100円)

2.袁家界(えんかかい)

先ほどの天子山エリアからさらにシャトルバスで移動します。次は、袁家界エリアです。袁家界は天子山エリアに比べて、石柱の形がゴツゴツしていて、うっそうと緑に覆われているのが特徴です。

袁家界エリアで絶対に外せないのが、「天下第一橋

これは自然が創った橋で、長さは50m・地上からの高さは350mもあります。かなりの人気スポットなので、橋の上を同時に何十、何百人が往来しています。

photo by Sek Keung Lo

ちょっと崩れ落ちないか不安を感じますが、しっかり補強がされているようなので問題なさそうです。ただ、東京タワーより高いところを歩いていると思うと少し足が震えます。

袁家界を歩いていると、映画アバターのオブジェがあるスポットも。一緒に写真撮影もできますので、ファンの方はぜひしてみてくださいね。


ロープウェイで登った分降りなければいけませんので、百龍エレベーターに乗ります。

百龍エレベーター」とは?
断崖絶壁の縁にエレベーターをそのまま取り付けるという大胆なエレベーター。高低差330mの道のりを、1分で移動できるこの野外エレベーターは世界でも最長のものではないでしょうか。

引用:www.9797ly.com

2002年に完成していますが、その総工費なんと1.2億元(1円=17元で計算すると、20億円以上)混雑している時期だと1時間待つこともありますが、歩いて移動したら2、3時間はかかる道のりなので、百龍エレベーターを利用することをおすすめします。

参考情報

百龍エレベーター料金:片道72元(約1200円)

3. 金鞭渓と黄石寨

金鞭渓(きんべいけい)

張家界森林公園入口から入るとすぐに行けるのが、金鞭渓と黄石寨のエリア。

まず、金鞭渓は武陵源の中を流れる多くの渓流をハイキングしながら楽しめるスポットです。静かな渓流のせせらぎを聞きながら歩いていると、鳥や小動物たちの息づかいが聞こえてくるようです。

実際にサルやリス、鳥などの動物は歩いていると目にする機会が多いです。

また、巨大な石柱を真下から見上げたり、垂直に伸びる石柱の荒々しい側面を間近で見れるのもおすすめのポイントです!

1周6kmの距離と決して短くはないですが、遊歩道が整備されているので、体力に自信のある方はチャレンジしてみてください。

人力車ならぬ旅籠もあるので、興味のある方は交渉してお願いしてもいいかもしれません。

黄石寨(こうせきさい)

金鞭渓を歩きながら、階段を使って上に登ると黄石寨エリアに行くことができます。階段はありますが、かなり険しい道のりなのでロープウェイを利用するのがおすすめです。

山頂駅に着くと、一周回れるようになっていて、写真を撮りながらでも2時間程度で回れるコース(約3km)です。

photo by A·K

コース内には、五指峰・摘星台・六奇閣などの観光スポットがちりばめられており、奇石の形をあれこれ想像しながら歩いていたらあっという間に時間がたってしまいます。

展望台がたくさんあるので、天気が良ければ記念撮影をしながら回りましょう!

4. 天門山

最後は、天門山です。

photo by kayan ng

こちらは、武陵源からは移動する必要があるのですが、張家界に行くのであればぜひ訪れてほしいスポット。

張家界鉄道駅からほど近い場所にあり、こちらもロープウェイで登ることができます。こちらのロープウェイは長さ7,445mと世界最長とのこと。

所要時間は20分程度。高低差は1,279m!

スタートは街の中なので、市民の生活を空中散歩している気分で覗くことができます。街を抜けると眼下に広がるのは、山道を切り開いた道路がヘビの様にうねっている姿です。

下山するときにバスを利用すると険しい山道を通る体験もできますよ!

天門山につくと、天門山に向かういくつかのルートがありますが、鬼谷桟橋のルートを行くのがおすすめです。

がけっぷちに桟橋が設置されていて、それをひたすら歩くルート。そして、またリフトやバスを乗り継いで辿り着けるのが、「天門洞」です。

天門洞は自然の巨石が支え合うようにしてできた天然のゲート。その先には違う世界につながっているのでは!?と思うような幻想的な場所です。

天門洞へ行くには急な階段を999段登る必要がありますが、ここまできたらぜひチャレンジしてくださいね!

参考情報

天門山入場料金:258元(4300円)

まとめ

いかがでしたか?

今回は、中国では超人気の観光地「武陵源」を紹介しました!日本から行くには、乗り継ぎが必要ですが、中国内陸部でしか見ることのできない自然の雄大さを感じることのできる観光スポットです。

山水画の世界は本当に存在しますよ!

ライター KatsuのブログはこちらTortoise's Journey

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