みなさん、こんにちは!
マレーシア元在住のひとさんです。
海外での運転って不安なことも多いですよね。今回は、マレーシアで運転を考えている人のために、必須な免許証のことについて紹介します。
※2019年1月追記あり
現在の状況も含め、停止になる前の免許の書き換えや更新がどういったものだったのか?も合わせて紹介します。
目次
現在、運転免許の書き換えは停止中
2019年現在、国内JPJ(マレーシア国内交通局)で『母国の運転免許証を持つ在住外国人に対して免許を交付する制度』が突然停止されました。
2018年5月の政権交代で誕生したマハティール政権が打ち出した方針です。そして、この制度はどの程度の期間継続されるかわかっていません。
シンガポールのみマレーシアの免許に書き換えが可能になっていますが、2018年10月2日から日本を含め他国の免許証を保有する人は、マレーシアの免許への書き換えは停止中。
理由は、正規の手続きで免許の取得ができないマレーシア人や中国人が犯罪組織や交通局の職員に対し賄賂を渡して違法に免許を取得するケースが横行している現状を変える為。
取締りと制度の見直しが必要と考えた政府が大幅な制度改正に取り組む為、その期間は外国人に対しても免許の交付をストップをしていくようです。
2019年現在、国内で運転する方法
では『マレーシアで運転したい』と考えている人はどうしたらいいのか?現在は、2つの方法があります。
- 国際免許証及び出身国の有効期限内の免許証の2点を所持
- 免許証をマレーシアの交通局で取得し、運転する
のどちらかになります。
正直、『2』については英語やマレー語が堪能でなければ難しいと思います。いくら免許が欲しいからといってもマレーシアの教習所に通うのは難易度が高い。
『1』の場合、国際免許証と母国の免許証があれば運転OKですが、国際免許は有効期限が1年なので、続ける為には国際免許の有効期限を切らさない事が必須。
その都度帰国するという事になりそうです。
ちょっと大変ですね・・。
ちなみに、制度が取り入れられる前に日本の免許をマレーシアの免許へ書き換えが済んでいる人は有効とされ、更新等も問題なく出来るようです。
以前は、どうやって更新や書き換えが出来たの?
上記で紹介した方法を使えば運転できない事はありませんが、正直長期滞在者には優しくありません。
人気のロングステイビザ(MM2H)も承認手続きの見直しが発表され、取得がしにくくなってきています。
制度の見直し後に、どんな手続きが必要になるのかは誰にもわかりませんが、停止される前にどのような手続きで免許の更新が出来たか?をここからは紹介していくので、参考にしてみてください。
マレーシアの運転事情
まず、簡単にマレーシアの運転事情についてみていきましょう。日本と同じ左側通行・右ハンドルで、日本人にとって運転しやすく、馴染みやすいのが特徴です。
ただ、東南アジア特有の?スピードを出しすぎる車が多いので注意が必要。
日本と違うことがあるとすれば、スピードを出させないように「バンプ」と呼ばれる段差が至る所にあること。
それ以外は日本と交通ルールも似ているため、慣れるのにもあまり苦労しないと思います。車を持って運転する在住の日本人も多いですね!
マレーシアで運転する方法
マレーシアに入国する方は、
以下の2パターンに分けられます。
- 観光で入国した人
- ビザで入国した人
観光の場合
観光の場合は、各都道府県の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場で事前に国際免許証を取得。
取得した国際免許証があれば、問題なく運転することができます。有効期限は1年です。
ビザ保持者の場合
長期滞在で運転免許を書き換える場合、以下の手続きに沿って申請します。
ビザ所有者の免許取得方法とは?
ビザ所有者が、マレーシアで免許を取得するには2つの方法があります。
日本の免許を書き換える
多くの方は、こちらのパターンに該当すると思います。
新規に免許を取得
現地の自動車学校で、新たに免許を取得することもできます。基本的にマレー語ですが、英語での講習が可能な学校も。
- 自動車学校へ入校
- 講習(必須)筆記試験
- 仮免許 取得
- 本免許取得
日本の免許を更新の場合
書き換えの際には、 以下の2つの手順が必要となります。
大使館で免許証翻訳手続き
まず、在マレーシア大使館で日本の免許証の翻訳証明を取得する必要があります。
在マレーシア日本大使館
(Embassy of Japan in Maiaysia)
窓口時間:月〜金 8:30~12:00/14:00~16:00
TEL:03-2177-2600(代表)
公式サイト:在マレーシア日本国大使館
以下の必要書類を準備しましょう!
- 申請書(大使館にあります)
- パスポート
- 日本の免許証(有効期限内のもの)
- 手数料 RM80(約2200円)
交付までの所要日数は、申請日も含め4日かかります。(閉館日は含みません)
交通局(JPJ)で手続き
英訳の証明書が取得できたら、交通局(JPJ)で免許を発行してもらいます。
JPJ(Wangsa Maju)
Kuala Lumpur
窓口時間:月〜金 8:00~19:00、土 8:00~15:00、日 8:00~12:00
早めに行くのがオススメ!最寄りの交通局が知りたい方は、公式HPでチェックしてみてください。
以下の書類が必要です。
- 日本免許の翻訳証明書
- パスポート(写真とビザのコピー)
- 日本の免許証(原本とコピー)
- 証明写真1枚(縦3.3×横2.5cm)
- 手数料 RM30/1年、RM60/2年
必要書類を持って、提出すると免許証が即日発行されます。
持っていて損はなし
身分証明になるので持っていて損はないです。マレーシアでは、郵便物を受け取るにもパスポート番号の記入が求められます。
免許証には、『顔写真・名前・パスポート番号・住所』が入っているので、IDとしては持っておくと便利です。
まとめ
今回は、『マレーシアで免許を取得する方法』について紹介しました。
現在は、外国人に対して新たな交付がストップされた状態ですが、いち早く整備が整い再開されるといいですね!
気温も上がり、段々と暖かくなってきましたね♪
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