みなさん、こんにちは!
マレーシア生活をスタートさせた、ひとさんです。
突然ですが、マレーシア・シンガポールと日本の時差って少し不思議なんです。
マレーシアの時差の不思議
まず、「何が不思議なの?」と思われますよね。
日本とマレーシア・シンガポールの時差は−1時間です。日本の方が1時間進んでいます。日本が朝7時ならマレーシアは、朝6時です。
この情報を覚えておいてください♪
では、地図をみてみましょう!
タイの下、インドネシアの横がマレーシアです。東南アジア諸国に囲まれた場所に位置しています。日本から飛行機で7時間ぐらいかかります。
東南アジアを旅行したことがある方は、すでに「あれっ?」っと感じた方がいるかもしれませんね。
そうなんです!
タイやベトナム・カンボジアは日本と時差が−2時間。マレーシアとシンガポールだけ日本との時差が−1時間なんです。経度がほとんど同じなのに変ですよね。
下の画像がさらに分かりやすいので見てみましょう!
これは、タイムゾーンマップです。
とてもわかりやすく、縦に分割され色分けされています。その枠の中にある国と国は同じ時差だよ。ということを指しています。
+7・8・9(赤枠の部分)が数字ごとに青・緑・オレンジと色分けされていることがわかりますね。
- 日本は、+9でオレンジ色
- マレーシア・シンガポールは、+8で緑色
- タイやベトナムは、+7で青色
+8とか+9ってなに?
赤枠で囲った「+8」や「+9」ってなんでしょう?
これは、UTC(協定世界時)と呼ばれ、世界各地の標準時を決める時の基準となる「世界標準時」のことです。
世界の時間を決める場所、イギリスのロンドンにある、「グリニッジ」という場所を聞いたことがある方も多いはず。
近隣の国の時差一覧をまとめてみました。
国名 | UTC | 日本との時差 |
タイ | UTC 7 | −1時間 |
ベトナム | 〃 | 〃 |
インドネシア | 〃 | 〃 |
マレーシア | UTC 8 | −2時間 |
シンガポール | UTC 8 | −2時間 |
では、ここで先ほどのタイムゾーンマップともう一度比べてみると・・
気づかれましたか?
わかりやすく、黄色枠で囲んでみました!マレーシアとシンガポールのところだけ不自然に出っ張り、囲われているのがわかりますよね。
この2カ国だけ、UTC8になっています!
位置関係をみると−2時間の時差が正しいのでは?と思ってしまいますよね。本当にそうなんです!
位置だけでいうと、−2時間が正しいはずなんです。
では、なぜ時差が−1時間なのか?
主に、『理由は2つある』と言われています。
多国籍国家であるため
実際の人口分布が、以下の通りです。
パーセンテージは異なりますが、マレーシアもシンガポールも基本3つの国籍の人たちで成り立っている多国籍国家です。
さらにここに日本人をはじめ、多くの外国人も住んでいます。ちなみにマレーシアには、約3万人の日本人が住んでいますよ♪
シンガポール | |
・中華系 | 70% |
・マレー系 | 20% |
・インド系 | 10% |
マレーシア | |
・マレー系 | 60% |
・中華系 | 30% |
・インド系 | 10% |
どちらの国にも共通して言えることは、一定割合で中華系が住んでいること。複合民族国家として共生している一面があるのです。
中国や香港、台湾との結びつきが強く経済的な理由から時差を合わせているようです。
イギリスの植民地であった歴史
- 1896年 マレー半島全域がイギリスの植民地となる
- 1963年 マレーシアが成立
- 1965年 シンガポールがマレーシアから独立
マレーシアは、その昔イギリスの植民地でした。同じく香港も、そうでしたね。マレーシアでは、紅茶が有名ですし、アフタヌーンティー文化も盛んです。
私は以前、語学学校に通っていたのですが、習うのもイギリス英語でした。
実際、住んでみて思ったこと
住み始めの頃は、なかなか慣れませんでした。朝、7時は外が真っ暗です。だって本来なら6時の時間帯ですからね。
日の出は、だいたい7時30分。やっと外が明るくなり始めます!天気が悪いと薄曇りで暗く、なかなか体が起きれないことも・・。
もちろん、日の入りも遅くなります。だいたい、19時30分過ぎから暗くなる感じでしょうか。外にいると、「もうこんな時間?」となることも・・。
でも、多国籍国家に住んでみると面白いこともたくさんあります。マレーシアには、お正月が4回もあるし、その分祝日も多い!勝手に祝日が増える事もあったりとか(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか??
時差が、歴史の大きな影響を受けているというのは、おもしろいですね。マレーシアに来たら時差にこんな歴史があったなーと思い出してもらえたら嬉しいです。
気温も上がり、段々と暖かくなってきましたね♪
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