突然ですが、まずはこちらをご覧ください……!
か、かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
暖かな毛並みになんとも愛らしい表情……最高に可愛くないですか?隣で一緒に寝るもよし、ギュッと抱きしめるのもよし、お部屋に飾っておくもよし。
その愛らしい姿を目にするだけで、心の温度が確実に上がります。
そして、テディベアの魅力はその可愛さだけには留まりません。もしもあなたがテディベアを単なる子供のオモチャだと思っているならば大間違いです!
むしろストレス社会に生きる我々大人にこそ、
テディベアのような寡黙な友人が必要なんです。
ちなみに冒頭で紹介した超キュートなテディベアの写真は、わたしがドイツに行った際に購入したシュタイフ製のもの!
今回は世界最高峰と言われるシュタイフ社のテディベアとその魅力について、余す事なくご紹介していきたいと思います。
目次
そもそもシュタイフとは?
シュタイフ(Steiff)とは、テディベアを主として販売を行なうドイツの玩具メーカーのこと。諸説ありますが、テディベアの起源はシュタイフ社だとも言われています。
シュタイフ社のぬいぐるみがアメリカ人バイヤーの目に留まった事をきっかけに、米国でもテディベアの一大ブームを巻き起こしました。そう、シュタイフ社はテディベアの歴史を語る上では絶対に欠かす事の出来ない存在。
今なお、世界中のテディベアファンから愛され続けているトップブランドなのです……!
シュタイフのテディベアとその愛らしさの秘密
伝統あるシュタイフ社のテディベアはとてもクラシカル。
子供から大人まで沢山の人々に国境を越えて愛され続けてきていることから、その可愛さは時代に左右されないものである事が分かります。
究極の万人ウケ!
職人の手作り
シュタイフのテディベアは職人によってひとつひとつ丁寧に手作業で作られている為、全く同じ顔の子はまたと存在しません。
・・・となると、当然のことながらお店では手に取ってお顔立ちをじっくりと見てしっかりと選びますよね。そこに愛着が湧かないはずがない!
そんな風に、購入の過程にすら自ずとストーリー性が生まれてしまうのも職人手作りならではの魅力です。
チャームポイント「ボタン・イン・イヤー」
さて、そんなシュタイフ社のテディベアには、最高のチャームポイントがあります!「ボタン・イン・イヤー」と呼ばれている、左耳につけられているシュタイフタグです。
「この黄色いタグみた事あるかも!?」
このタグはシュタイフ社のテディベアである証であり、大切なトレードマーク。シュタイフ社のテディベアの人気が高まり、粗悪なコピー品が多数出回っていたことから、目印としてこのタグが付けられるようになりました。
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黄色に赤の刺繍のタグが一般的ですが、限定のモノなどは白や黒のタグも存在します。もうね、このタグがまたはちゃめちゃに可愛いんです……!!
シュタイフ製品である証なので、邪魔だと切ってしまうともちろん価値も下がります。絶対にこのシュタイフタグは間違えて切り落とさないようにしてくださいね(笑)
シュタイフの購入場所&お値段
さて、ここまでシュタイフのテディベアの魅力をたくさんお伝えしてきました。
そろそろ一体ぐらいは欲しくなってきませんか?シュタイフのテディベア。わたしは、ドイツのローテンブルグにあるテディランドというテディベアのお店にて購入しました。
テディランド限定品の為、お足にもテディランドとドイツのマークが刺繍されています。
ちなみに我が子のお値段は、38.90ユーロ(5,000円弱)。ドイツに行くからには何としてでもシュタイフを手に入れたいと意気込んでいたわたし。
当時のわたしにとっては大金でしたが、万単位するお品もザラにある中で、自分の買える範囲の金額でこんなにも可愛いベアに出会えたことにとても感動しました……!
お店の情報は以下の通りです。
テディランド
(Teddy land)
住所:Herrngasse 10, 91541 Rothenburg ob der Tauber, ドイツ
公式HP : http://www.teddyland.de/
ちなみに、シュタイフはドイツで買うと日本よりも2〜3割ほど安く買えるようです。
黄色に赤い刺繍タグがついているシリーズはある程度量産されているものが多く、お値段も比較的お手頃なものが多いようなので、あまり予算がかけられないという方も諦めずに自分の気にいるベアを探してみてください。
キーホルダーなど小ぶりなものもあるので、女性やお子様へのお土産にしてもきっと喜ばれると思いますよ!
ドイツ国内では、ベルリンやフランクフルトなどにショップがあります。日本でも、東京の青山や大阪のヒルトンプラザなどにショップがあるのでぜひ。
他にも全国各地に取り扱い店があり、通販を行なっている場合もあるようなので、遠方の方はそちらを利用してみてもいいかもしれませんね!
あんなキャラクターやブランドと!?
シュタイフ限定のコラボ製品
シュタイフ社は由緒あるテディベア界の大御所とは思えないフットワークの軽さで、実に様々なキャラクターと驚くべきコラボを果たしています。
その多様なコラボ内容を一挙ご紹介!!
クマのプーさん
クマのキャラクターと聞いて、多くの人々の頭に真っ先に思い浮かぶのは恐らく彼の姿では無いでしょうか。
丸々とした黄色のボディに赤い服、下半身は丸出しという独特の出で立ちで、一般的なクマとは明らかに一線を画しています。そんなディズニーを代表する伝説のクマとシュタイフのコラボは、ある意味究極の王道とも言えるかもしれません。
シュタイフベアの上品な佇まいは、プーさんの世界観にもよく合っているように思います。
ダッフィー&シェリーメイ
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近年クマのプーさんにも負けず劣らずの勢いでディズニー界で人気を博しているダッフィー。ディズニーシーでしか購入出来ないというそのレア感も相まって、今では不動の地位を手に入れていますよね。
そんなダッフィーの存在をあのシュタイフさんが放っておくわけがありません!!シュタイフとのコラボバージョンでは、オリジナルとはまた違ったダッフィーの魅力を上手く引き出しています。
くまモン
いや、確かにクマですけどね!?!?!?!?!?
ゆるキャラ界で一気に成り上がって大成功を納めたくまモン。クマ界では比較的新参者の部類であるにも関わらず、あのシュタイフ社にコラボを手掛けさせたその実力はまさに本物。
ゆるキャラ出身というその特性から少しイロモノなイメージも強い彼ですが、シュタイフの手にかかればくまモンもなんだか上品な仕上がりです。
ワンピースのチョッパー
もはやクマでは無い……!?!?そうなんです。
シュタイフのコラボは決してクマという1ジャンルに留まりません。帽子を被ったトナカイというチョッパーの設定を活かして、シュタイフお得意のテディベアのエッセンスを上手にブレンドした仕上がり。
ちなみにこの帽子は取り外せるそうです。ワンピースファンでなくとも思わず欲しくなってしまう逸品です!
ポケモンのピカチュウ
はい、もう完全にテディベアの概念からは外れていますね。
クマではありません、電気ネズミポケモンです。しかしながら、クマという概念を越えてもなお独自の技術を存分に発揮しているあたりがさすがは世界のシュタイフ。
造りがなんとも精巧で、ピカチュウの存在に現実味が増すかような仕上がりです。初期のピカチュウのような丸っこいフォルムも愛おしい。
2016年に1000体限定で発売されたこちらのお品は、定価45000円。現在では、市場でプレミア価格として倍以上のお値段で出回っているものも……!
価格も含めて、まさに大人の為のピカチュウだと言ってもいいかもしれません。
ドラえもん
これは欲しい!!!ドラえもんめっちゃ可愛い!!
猫型ロボットでありながら温かみのあるその佇まいは、シュタイフお得意の上質なモヘアの仕業でしょうか。ポップな印象のキャラクターのいつもと違う魅力を存分に引き出してくれるシュタイフの手腕にとにかく感動です。
こちらは2015年に1500体限定で作られたとのこと。個人的には、キテレツ大百科のコロ助verも是非作って欲しいです……!
まとめ
以上、シュタイフのテディベアとその魅力についてご紹介しました。
シュタイフはキャラクターのみならず、ブランドとのコラボにも積極的。最近見た中ではティファニーとのコラボのテディベアがめちゃくちゃ可愛かったです。
今回は紹介しきれませんでしたが、他にもゴジラやスパイダーマンなど、様々なキャラクターとのコラボを果たしています。
最近では、人気ブランドのSupremeとのコラボベアも話題になりましたよね!
本当に懐広すぎませんか、シュタイフさん……。しかしながら、やっぱりシュタイフの大本命といえばテディベア!
冒頭でも熱く語りましたが、テディベアには癒しの効能性が認められています。
小児病棟での”テディベアの癒しの効能性“についての研究などがすでにされていますが、教育や介護の現場においてもこのテディベアの癒しの効能はもっと活用されるべきだと、わたしは考えています。
もしかするとビジネスの場においても、1匹のテディベアの存在が場を和ませて商談がスムーズにいく……なんて日が来るかもしれません。
テディベアとは、人々が日常でほんの少し優しい気持ちになる瞬間を増やすお手伝いをしてくれる存在なのだと思います。
それがもし愛情を込めて選んだシュタイフのテディベアなら、必ずあなたの良き友となってくれるはずですよ。
あなたもぜひ、シュタイフ社のテディベアのいる生活、始めてみませんか?