華の都といわれるパリは、訪れる者をトリコにする魅力的な街。世界一観光客の多いフランスの首都であり、1番の観光スポット。
今回は、そんなパリを初めて訪れる方には必ず行ってほしいおすすめ観光スポットを5つ厳選してご紹介します!
1. ルーブル美術館
世界三大美術館といえば、
- ルーブル美術館(フランス)
- エルミタージュ美術館(ロシア)
- メトロポリタン美術館(アメリカ)
と言われています。
他にも有名な、スペインのプラド美術館など・・。その名立たる美術館の中で、年間もっとも入館者数が多い美術館が「ルーブル美術館」です。
入場者の数は、何と800万人以上。
その建物は、もともと宮殿として利用されており、面積も世界の美術館の中でも最も広いと言われています。
また「ルーブル」の名前は、「偉大」という言葉が由来になっているそう。パリのセーヌ河岸の建造物としてユネスコの世界遺産にも登録されています。
映画「ダヴィンチ・コード」でも出てきましたよね!
彫刻で注目したいのは、紀元前190年頃に造られた「サモトラケのニケ」です。ちなみに、勝利の女神「ニーケー」は、スポーツメーカーの「NIKE」の名前の由来になっています。
また、NIKEのロゴマークは、ニーケーの翼をモチーフに躍動感を表現しているそう。
さらに、紀元前130年頃に造られた「ミロのヴィーナス」も世界中に知られる大理石彫刻です。他にも、古代エジプトのスフィンクスなども見逃せません。
古代オリエント部門では、復讐法が記されている「ハンムラビ法典」も展示されています。「目には目を、歯には歯を」というフレーズを一度は聞いたことがあるはずです。
引用:Pinterest
多くの人は、この言葉の意味を「やられたら、やり返す」といったニュアンスで捉えている人も多いと思いますが、それは本来の意味ではありません。
本来の意味は、過度な報復や復讐を禁じ、同等の懲罰にとどめておくというものです。むしろ、”やられた以上のことをやり返してはいけない“「犯した罪は、自分に返ってくるという」戒めの意味を持っています。
絵画では、ルネッサンス期を彩ったレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や「聖アンナと聖母子」、「洗礼者ヨハネス」が収蔵されています。
フランス絵画で有名なドラクロワの「民衆を導く自由の女神」やダヴィドの「ナポレオン1世の戴冠」、リゴーの「ルイ14世」などは、世界史の教科書の常連ですよね。
他にも、レンブラントやフェルメールの絵画も展示されています。
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詳細情報
住所:Musée du Louvre 75001 Paris
開館時間:9:00~18:00(月、木、土、日曜日)
9:00~21:45(水、金曜日)
閉館日:火曜日、1/1、5/1、12/25
料金:大人15ユーロ
ホームページ:https://www.louvre.fr/
2. エッフェル塔
パリと行ったら真っ先に思い浮かべる方も多いのが、「エッフェル塔」です。1889年のパリ万国博覧会の目玉として建設されたタワーで、パリのランドマークにもなっています。
最先端までの高さは324m、完成してから40年間以上は世界で最も高い建物でした。一番上の展望台の高さは276mあり、そこまで登るエレベーターは当時のものがそのまま利用されています。
名前は、建設を担当したエッフェル社が由来となっており、外観は「エッフェル・ブラウン」と呼ばれるパリの街並みに溶け込みやすい色が使われています。
完成してから130年足らずで来場者数は3億人を突破しており、一日で平均2万5千人が塔に登ると言われています。そのため、混雑は必死!また、ルーブル美術館と同じく、パリのセーヌ河岸の建造物として、世界遺産に登録されています。
エッフェル塔には、3つの展望台があり、登る高さによって入場料も変わってきます。
- 1階は57.6m
- 2階は115.7m
- 3階は276.1m
2階の展望台までは歩いて登ることも可能です。また、1階の展望台と2階の展望台にはそれぞれレストランもあります。2階の「Le Jules Veme」はミシュランガイドにも載ったことのあるレストラン。
パリの街並みを一望しながらランチやディナーを楽しむなんて、贅沢ですね!
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詳細情報
エッフェル塔(La tour Eiffel)
住所:5 Avenue Anatole 75007 Paris
開館時間:9:00~00:45(6/21~9/2)
9:00~23:45(9/3~6/20)
料金:2階大人16ユーロ(約2,100円)
ホームページ:https://www.toureiffel.paris/jp/rates-opening-times
3. ノートルダム大聖堂
パリの始まりの場所である、セーヌ川の中州に位置するシテ島にあるのが「ノートルダム大聖堂」です。「ノートルダム」とは、フランス語で「我らが貴婦人」の意味。
つまり、聖母マリアを指しています。
1163年に着工され、1345年に完成した歴史あるゴシック建築で、白く美しい外観から「白の貴婦人」と呼ばれることもあります。
こちらも、パリのセーヌ河岸の建造物として世界遺産に登録されています。
フランスの小説家であり詩人でもあるヴィクトル・ユゴーの「NOTRE DAME DE PARIS(パリのノートルダム)」を原作としたディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」をご存知の方も多いのではないでしょうか。
ファサードの彫刻は、繊細で見ごたえがあります。800年近くパリを見守ってきた重厚さを感じることができるでしょう。
また、大聖堂内部は高い天井が開放的な空間を作り出しています。また、北側と南側にそれぞれバラの花のように広がるステンドグラスがあり、思わず見取れてしまう美しさです。
塔に登るには、300段以上の螺旋階段を歩いていく必要があります。夕暮れ時は1時間以上待つことが普通のようなので、朝一がいいかもしれません。
ただ、塔からの景色はパリを一望することができ、大きな鐘も見ることができるので一見の価値ありです。
夜にはライトアップもされているので、セーヌ川のほとりを散策しながら近くを通ってみるのもいいかもしれませんよ!
引用:US News Travel – US News & World Report
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詳細情報
ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)
住所:6 Parvis Notre-Dame, Place Jean-Paul II 75004 Paris
開館時間:8:00~18:45(月~金曜日)
8:00~19:15(土~日曜日)
料金:大聖堂内は無料
塔にあがる場合、大人10ユーロ(約1,300円)
※オーディオガイド5ユーロ(日本語あり)(約650円)
ホームページ:http://www.notredamedeparis.fr/
4. モンマルトルの丘
モンマルトルは、平坦なパリで一番高い場所。そのため、パリのどこからでもこの丘を見つけることができます。
丘の上に立つ「サクレ・クール寺院」が目印。丘の高さは130mほど。日本でも大ヒットしたフランス映画「アメリ」のロケ地でもあります。
芸術家の街として知られるモンマルトルは、もともとパリとは独立した村でした。19世紀にパリ市内が大幅に整備されることを嫌って、ピカソやモディリアーニなどが移り住んでいた過去があります。また、ジャン・コクトー、アンリ・マルティスなども出入りする芸術家たちの拠点となっていたようです。
モンマルトルの丘の西側は歓楽街になっており、「ムーラン・ルージュ」などの劇場があります。風俗街としても有名なこの地域は、治安があまり良くないので夜に行く際には十分に気をつけましょう。
また、カップルがぜひ訪れたいのが「ジュテームの壁」です。世界中の言葉で「愛している」と書かれた壁を見るために、多くのカップルで賑わっています。
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サクレ・クール寺院詳細情報
開館時間:6:00~22:30
※ドームに登れる時間
料金:6ユーロ(約780円)
5. エトワール凱旋門
パリの目抜き通り、シャンゼリゼ大通りの西端に位置するシャルル・ド・ゴール広場にあるのが「エトワール凱旋門」です。パリにはルーブル美術館のすぐそばにカルーゼル凱旋門がありますが、「凱旋門」というと、エトワール凱旋門を指すことが一般的です。
ちなみに、どちらもナポレオン1世の命令により建設されています。
エッフェル塔やモンマルトルの丘など、高いところから見るとよくわかりますが、パリの街並みの起点になっているのが凱旋門です。
凱旋門から12本の通りがのびており、星のように見えることから「Etoile(星)」と言われています。
凱旋門へは、シャンゼリゼ大通りから地下を通って行くことができます。凱旋門の高さは50mで幅は45mと巨大でおそらく世界で最も有名な門の一つだと思います。
門に施された彫刻には、ナポレオン1世が彫られていたり、フランスの国家でもある「ラ・マルセイエーズ」と呼ばれる義勇軍の出陣が彫られたりしています。また、凱旋門の上には展望台もあるので、登ってパリの街並みを眺めるのもおすすめです!
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詳細情報
エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l’Étoile)
住所:Passeig de Gracia 43
開館時間:10:00~23:00(4~9月)
10:00~22:30(10~3月)
閉館日:1/1、12/25
料金:展望台9.5ユーロ(約1,300円)
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、華の都パリ市内のおすすめ観光スポットを厳選して紹介しました。
この他にも、パリから30分ほどで行けるヴェルサイユ宮殿や、日帰りツアーもあるモンサンミッシェルなどもパリに行くときには訪れたい観光名所です。ぜひ、パリを訪れる際には参考にしてみてくださいね!
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