豆柴こまちの日常

豆柴がパテラ(膝蓋骨脱臼)グレード2で手術!どんな手術方法だった?入院期間は?

みなさん、こんにちは!
我が家の愛犬・豆柴のこまちが2歳を迎えた直後に両足ともパテラ(膝蓋骨脱臼)グレード2と診断され、完治を目指すために手術を決断しました。

ひとさん

今回は、手術当日の流れやパテラ(膝蓋骨脱臼)の手術方法、入院期間について経験談をもとに詳しく解説します!

病気が発覚した経緯や整形外科の専門医の診断結果、私たち家族が手術を決断した理由などは別の記事で詳しく説明してます!

豆柴がパテラ(膝蓋骨脱臼)グレード2と診断!治るの?手術は必要?専門医の診断結果を公開 みなさん、こんにちは!我が家の愛犬・豆柴のこまちが2歳を迎えた直後に両足ともパテラ(膝蓋骨脱臼)グレード2と診断されました。 ひ...

愛犬が受けたパテラ(膝蓋骨脱臼)の手術方法

パテラの手術は、グレードによって選択される術式が異なるらしく、今回はグレード2ということで3つの方法を組み合わせて行われました。

この先の話については、あくまでも私たちがお世話になった病院での出来事になります。病院によって方法や入院期間などは異なりますので、ご了承ください。

パテラの術式について

受けた術式は
・滑車構造溝
・脛骨粗面を正中に整復
・内側支帯筋の切離
 です。

それぞれの術式について細かく解説していきます!

滑車構造溝

膝のお皿の溝(滑車溝)が浅いため、お皿が外れやすい状態。溝を深くするための造溝術(軟骨ブロック深化法)で、お皿が外れない状態へ改善。

脛骨粗面を正中に整復

変位した脛骨粗面を骨切りして正中に戻し、ピンで固定。

内側支帯筋の切離

お皿を引っ張る筋肉(縫工筋、内側広筋)の緊張を解くため、筋肉を切離して内側に牽引される力をリリース。

手術時間は?

手術時間は、1時間半でした。パテラの手術は簡単ではないと聞いていましたが、想定より短い手術時間で終わりました。

パテラ(膝蓋骨脱臼)の手術当日の流れ

パテラの手術の当日は、午前中の診察時間に預けて午後の休診中に手術を受けるという流れでした。

食事はOK?水は飲んでも大丈夫?

入院当日の食事については、朝に少量なら問題なし(食べない方がベストだけど、欲しがれば少しだけあげても大丈夫)とのこと。水分も大量に飲まなければ、病院に連れてくる直前まで飲んでもOKとのことでした。

ひとさん

麻酔の際に詰まる恐れがあるという理由から一切食べられないと思っていましたが、お世話になった病院は食事や水分について寛容で助かりました。

我が家では、朝の散歩後に消化に負担の少なそうな「ちゅーる」を1本と、極少量のドライフードを食べさせました!

手術の説明や同意書にサイン

手術前には、パテラ手術の説明を受け同意書にサイン。説明の際には、全身麻酔のリスクなども伝えられ「どうか無事に終わってほしい」と心に唱えながら同意書にサインをした日のことを昨日のように思い出します。

パテラ(膝蓋骨脱臼)の入院期間

パテラの手術の入院期間は、2日間でした。病院によっては、入院期間が1週間といったところもあるようなので、かなり短い方だと思います。

入院中は愛犬の様子を見に面会へ

手術の前に医師からは「面会は来ても来なくても大丈夫です」と言われ「??絶対行くし!!」なんて思っていたのですが、先生曰く「連れて帰れないのに会うことで逆に悲しい思いをさせてしまうかも」と一言。

なるほど…と思いつつ、心配性な飼い主は「麻酔から覚めました!!」と電話をもらい速攻で病院へ。キュンキュンと泣きながら上目遣いで見つめる姿に安堵と申し訳なさの混じった涙を流しつつ「ああ…来なくてもいいと言われた理由がわかった気がする..」と若干後悔。「明日来るね」と伝えて足速に病院を後にしました。

翌日、やっと会える!!と思いながら迎えに行くと、明後日の方向を向いたこまちを抱いた看護師さんと対面。思いっきり顔を背けて無視されてて「絶対昨日のこと恨んでるね」と夫婦で会話を交わしたのも今では笑い話です。

パテラ(膝蓋骨脱臼)の手術後について

手術後に注意しなければいけなかったこと

手術後に先生からまずやることとして念を押されたのが「とにかく歩かせること」でした。これにはちょっとびっくり!だって、手術前に調べた数多くのサイトの記事の中には「1ヶ月はケージレスト」なんて普通に書いてありましたから。

きっとそれも正解なんだと思います。グレードが高ければ手術方法も変わりますし、ケージレストが必要な場合もあると思います。私達が手術をお願いした先生は全く逆の考えで「歩かせなきゃ固まるよ。人間だって翌日からリハビリするでしょ?安静なんかしないよ」でした。

私たちがこまちの手術後に注意しなければならなかったことはただ一つ。しっかり歩かせて、リハビリをすることでした。

当の本人も「歩きたい!!」の気持ちが強く、ギプスをしながらも一生懸命歩く姿を見て逞しいなーなんて感激。術後7日目でギプスの取り替えを行い、10日目には抜糸。晴れてギプスも取れて身軽な姿になりました。

最後に…

今回は、私たちの愛犬のパテラの手術方法や入院期間について紹介しました。次回は、手術と術後のリハビリでかかった費用や飲んでいるサプリメントについて解説します!

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ひとさん
20代で仕事を辞め、海外生活。海外移住をきっかけにブログを開始。30代で帰国し、夢だったワンコとの生活をスタート!