東南アジアの秘境と言われる国「ラオス」
ラオスは東南アジアの国々の中でもとりわけ静かで穏やかな雰囲気の国。バンコクやホーチミンといった都市の喧騒とは程遠く、ゆったりとした空気が流れています。
そんなラオスで観光客に最も人気の町が「ルアンパバーン」
メコン川沿いにある小さな町は、多くの寺院があり、世界中から観光客が集まります。自然と文化・歴史が混ざり合う魅惑の町で、ぜひゆったりとリラックスした時間を過ごしてみてください。
目次
ルアンパバーンの基本情報
ルアンパバーンへ行く前に押さえておきたい基本情報をご紹介します。
治安は?
ルアンパバーンは、とても小ぢんまりとしていてスローな雰囲気の町。治安も良く、女性の一人旅にもおすすめの町です。
ですが、近年は観光客の増加に伴いトゥクトゥク(バイクタクシー)での値段のひっかけや、スリやひったくりといった犯罪が増えているのも事実。
いくらまったりとした雰囲気のラオスでも、
・夜遅くに一人で出歩かない
・貴重品からは目を離さない
・声をかけてきた人に付いていかない
などの基本的なことには常に気を配るようにしましょう。
ラオスの通貨
ラオスの通貨は、Kip(キップ又はキープ)
ルアンパバーン市内の両替所や銀行で日本円から両替出来ます。クレジットカードは大きなレストランやお土産店でしか使えません。
町中の飲食店やマーケットで買い物をするときに備えて、ある程度の金額は現地通貨に両替しておいたほうが安心です。
ビザは必要なの?
15日間以内の滞在であればビザは不要。
現地で滞在の延長はできないので、15日以上滞在する予定のある方は空港で予めアライバルビザを取得しておきましょう。
ラオスの物価は高い?安い?
日本に比べ、ぐっと物価が安いのが魅力のラオス。
目安として、ドミトリーの安宿であれば、一泊500円程度。ローカルなお店でのランチは200~300円でお腹いっぱい食べられます。寺院や博物館などの観光施設も、入場料は200~400円。
節約旅行者には嬉しい物価の安さですね。
使われている言語とは
ラオスの公用語はラオ語ですが、ルアンパバーンは特に欧米からの旅行者にも人気の町なので、ホテルやレストラン・お土産店では英語が通じます。
トゥクトゥクの運転手も英語が出来る方がほとんどなので、値段交渉なども安心。
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小さな町ながら、
周辺には多くの観光地があるルアンパバーン。そんなルアンパバーンのおすすめ観光地をご紹介します。
1. 早朝の托鉢を見学
ルアンパバーンに来たら、
絶対に欠かせないのが、早朝の托鉢見学。
メイン通りのシーサワンウォン通りを中心に、毎朝5時半頃からお坊さんが練り歩きます。朝早くオレンジ色の袈裟(けさ)をまとったお坊さんが一列になって歩く姿は、とても神秘的で観光客にも大人気。
本来は、住民の方がお坊さんが持っている鉢へ、ご飯などのお供え物を入れる儀式ですが、ここルアンパバーンではこの托鉢が一つの観光イベントと化しています。
残念ながら、最近では観光客のマナーの悪さが目立ち、英語や中国語・日本語での注意書きを書いた看板が托鉢時に道路のあちこちに出ています。
托鉢に参加、または見学する時には、以下の基本ルールを守りましょうね。
- 静粛にして大声で話したりしない
- お坊さんの近くで写真を撮らない
- お坊さんに話しかけたりしない
2. ナイトマーケットでグルメとお土産探し
ルアンパバーンでは、王宮博物館前の通りで毎晩18時ころから「ナイトマーケット」が行われます。マーケットは400~500mの長さで車道を封鎖し、たくさんのお店が出るので見応えあり!
夕食後の散策にもぴったりです。洋服やアクセサリー、雑貨など可愛らしいアイテムで溢れています。
photo by Adam Cohn
他の東南アジアの国々と比べ、少し商売っ気が薄いラオス。
商品を手に取って見ていても、しつこく売り込みされることも少ないので、ゆっくりお買い物が楽しめます。
飲食店の屋台も出ていて、ラオスならではのストリートフードも楽しめますが、衛生面が心配な方やお腹が弱い方は避けたほうが無難かもしれません。毎晩開かれているので、滞在中に一度は、ぜひこのナイトマーケットに遊びに行ってみてくださいね。
3. クァンシーの滝
ルアンパバーン郊外にある、
「クァンシーの滝」は大人気の観光スポット。
エメラルドグリーンに輝く滝は、とても神秘的。クァンシーの滝へは、ルアンパバーンからトゥクトゥク(バイクタクシー)で45分、もしくは車であれば30分程度の距離です。
町中にいるトゥクトゥクに値段交渉をして連れて行ってもらってもいいですが、値段交渉が苦手な方や何人かで行きたい場合は、ツアーがおすすめ。
ルアンパバーンにはたくさんの旅行会社があり、その場でクァンシーの滝へ行くツアーを申し込むこと可能。ツアーでは、車でクァンシーの滝の入り口まで連れて行ってくれます。
滝の入り口に着き入場料(約300円)を払い中へ入り、5分程歩くとクァンシーの滝に到着。ここでは泳ぐこともできて、遊泳を楽しむ欧米人もたくさんいます。
半日もあれば十分楽しめるので、ルアンパバーンからのプチトリップにぴったり。
4. プーシーの丘
photo by David McKelvey
ルアンパバーン中心部にあり、
町を一望できる絶景スポット「プーシーの丘」
この丘へは数か所から登ることが出来ますが、一番わかりやすいのは王宮博物館前の入り口。150mある丘は、ゆっくり登っても30分もかからずに登れます。
頂上から見る景色はまさに絶景で、数ある寺院や雄大なメコン川などが一望でき、思わず時を忘れてしまうほど見入ってしまいます。
入場料は300円程度かかりますが、
頂上には仏塔があったり道中の景色も楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。
5. 自然の恵みたっぷりのサウナ体験
ルアンパバーンで密かに人気なのが、サウナ!
薬草やハーブをたっぷり使ったサウナは、地元の人も多く通っています。ぜひ、地元の人に交じってサウナを体験してみましょう。
おすすめのサウナは、赤十字サウナ。約200円で、時間無制限で楽しむことが出来ちゃいます。
バスタオルやサウナ着をもらい、ロッカーに荷物を預けたら男女別のサウナ室へ。サウナの中はスチームがたっぷりで薬草の香りが充満しています。水分補給用のお茶やシャワーもあるので、休憩しながら楽しんでくださいね。
ここではサウナ以外にも別料金でマッサージもできるので、思いっきり旅の疲れを取るのも良さそうですね!
6. 現地グルメにトライ!
海外旅行に行ったときのお楽しみの一つ。
それが現地のグルメ!ラオス料理と言えば、もち米のカオニャオや豚肉やハーブを混ぜ合わせたラープ、担々麺のような麺料理のカオソーイなど、日本人にの口に合う料理がたくさん。
また、元フランス植民地だけあり、フランスパンを使ったバゲットサンドやクロワッサンなども人気。
メコン川を眺めながらゆったりと食事を楽しめるカフェもたくさんあるので、ぜひお気に入りのお店で現地の味を楽しんでください。
まとめ
時間がゆっくりと流れる、ルアンパバーン。
「ラオスには何もない」とも言われますが、今もなお残る大自然と人々の笑顔・色濃く残る現地の文化や料理など、ラオスには魅力がいっぱい詰まっています。日々の喧騒を忘れて、リラックスした贅沢な時間をルアンパバーンでお過ごしください。
ライター Popenのブログはこちら NZわくわくワーホリ日記
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