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アメリカやヨーロッパの国について調べていると、よく「サマータイム(夏時間)」という言葉を目にしませんか?あまり馴染みのない日本人にとっては「夏の期間のこと?」などと、何となくイメージしている人が多いかもしれません。
実はこの「サマータイム」という制度ですが、国連に加盟している世界193ヶ国のうち、約1/3に当たる60ヶ国の国が採用しています。
今回はこの「サマータイム(夏時間)」にスポットを当てて、詳しくお伝えします。特に海外旅行や海外出張に頻繁に行かれる方は必ず知っておいた方が良い情報ですので、ぜひ読んでみてください。
目次
そもそもサマータイム(夏時間)とは?
サマータイムとは一部の国や地域で夏を中心とする時期に、標準時(UTC)を通常よりも1時間早める制度です。アメリカではデイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time)と呼ばれており、その名の通り「太陽の光を有効活用したい」という試みとして始まりました。
例えば、勤務時間が午前9時〜午後6時 (8時間)で、翌日からサマータイムが採用される場合、翌日からは午前8時(サマータイム上は午前9時)に出社し、退社は午後5時(サマータイム上は午後6時)になります。
日本では全く馴染みがありませんが、アメリカだけではなく、ヨーロッパ各国やオーストラリア、東南アジアなどでもこの制度は広く導入されています。
サマータイムが世界で導入された理由
サマータイムが導入された1番大きな理由は、まだ明るいうちに仕事を切り上げて、オフィスの滞在時間を減らし、照明などの電気代を減らすためです。
ここで頭の良い方はピンときたかもしれません。オフィスにいる時間は変わらないのに、なぜ勤務時間を1時間早めたからといって電気代の節約につながるのかと。
例えば、今まで午後6時まで仕事をしていたとして、サマータイムの制度により、仕事の終わり時間が午後5時に1時間早まったとします。
すると、通常午後6時まであれば照明をつけて仕事を続ける必要があったわけですが、1時間早まったことで外はまだ明るく、照明をつける必要が無くなります。この分の電気代が節約されるという考え方なのです。
しかし実際は、1時間早く仕事を終えることで自宅に帰る時間が早まり、家での電気代がかかるだけで、環境面でのメリットはほとんど無いそうです。むしろ家計が圧迫されるので、国民の負担が増えるだけという話も。
サマータイムの制度で注意すること
サマータイムは別の国の制度なので私たち日本人には全く関係ないかというと、そうでもありません。サマータイムに切り替わると、その国の時間軸は全て1時間早まることになるので、状況によっては注意する必要があります。
例えば旅行中に知らずにサマータイムに切り替わっていた場合、以前の時間軸で行動していては飛行機や電車などの乗り物に乗り遅れてしまいます。また、現地ツアーの申し込みをしていたとしたら、間違いなく集合時間に遅刻します。
今は多くの人がスマートフォンを使用しているので、勝手に電波を受信し、時間を自動調整してくれる機能があるので、あまり深く考える必要はありません。しかし、スマートフォンを持っておらず、腕時計を中心に行動している人は知らないと大変なことになります。
2018年、各国のサマータイム導入期間!
サマータイムも導入時期は、各国で既に決められています。あらかじめ知っておくことで、旅行先や出張先でも混乱することが無くなりますので、ぜひ知識として知っておいてください。
既に開始している国もあるので、要チェックです。
アメリカ/カナダ (Daylight Saving Time)
<開始>
2018年3月11日(日)
午前2時〜
※この時間になったら、時計の針を1時間進める
<終了>
2018年11月4日(日)
〜午前2時
※この時間になったら、時計の針を1時間戻す
ヨーロッパ (Summer Time)
<開始>
2018年3月25日(日)
午前1時〜
※この時間になったら、時計の針を1時間進める
<終了>
2018年10月28日(日)
〜午前2時
※この時間になったら、時計の針を1時間戻す
オーストラリア (Daylight Saving)
<終了>
2018年4月1日(日)
午前3時〜
※この時間になったら、時計の針を1時間戻す
<開始>
2018年10月7日(日)
〜午前2時
※この時間になったら、時計の針を1時間進める
ニュージーランド (Daylight Saving)
<終了>
2018年4月1日(日)
午前3時〜
※この時間になったら、時計の針を1時間戻す
<開始>
2018年9月3日(日)
〜午前2時
※この時間になったら、時計の針を1時間進める
アメリカ国内でもサマータイムを導入していない州がある
同じアメリカ国内でも、アリゾナ州、ハワイ州などではサマータイムは導入していません。サマータイムを導入している別の州から移動してくる場合は、時計の針を1時間戻す必要があるので、注意が必要ですね。
サマータイムは日本で導入されないの?
実は日本でも国としてサマータイムを導入していた時代があります。1948年から51年までの3年間、連合国軍総司令部(GHQ)のもとでサマータイム制度が実施されていました。
しかし、結局のところ生活習慣が乱れたり、労働時間が単に延長されたり、交通機関の混乱があったりと不評だったため、国の制度としては廃止されました。
現在でも一部の企業ではサマータイムを導入しているところもあるようですが、国として改めて導入するまでは至っていません。
残業大国の日本がサマータイムを導入したところで残業時間が増えるイメージしか無いので、サラリーマンにとっては余計な制度なのかもしれませんね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は「2018年サマータイムが開始!そもそもサマータイム(夏時間)とは?」というテーマをもとにお話をしました。日本ではあまり馴染みのないサマータイムですが、アメリカやヨーロッパでは積極的に採用されている制度です。
旅行や出張に行く際にもこのルールを予備知識として持っていれば、滞在先で戸惑うこともなくなりますので、ぜひ覚えておいてください。
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