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都内のメーカー営業をしている30代の会社員です。4年前にカンボジアで一人旅をしていた時の体験談です。

アンコールワットで気ままに自由散策

一人旅で初めての東南アジア旅行をしました。

カンボジアのアンコールワットを一人で観光した時の話です。カンボジアの遺跡群は特に観光地としてしっかり整備されているわけでもなく、殆ど廃墟が存在しているだけの場所もあり、オフィシャルのガイドもいません。

最初に見学料金を払ってしまえばトゥクトゥクで訪れて自由にぶらぶら見て回るだけの雰囲気です。私はその雰囲気に自分一人で冒険しているような気分になって気が大きくなっていました。

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「秘密のスポットを教えてあげる」と小さな女の子が…

カンボジアは経済発展が進んでいるとはいえ地方ではまだまだ生活が苦しく、小学生くらいの子供がおみやげ物を売ろうと、大人の商売人さながらの熱心さで観光客に群がって来ます。カンボジア旅行も2日目になったので私もそんな雰囲気に慣れていたところです。

王宮、ライ王のテラス、象のテラスという観光地を散策していると、10歳くらいの見るからに無邪気な現地の女の子が手ぶらで話しかけてきました。

お土産売りではないので油断していると、つたない英語で「秘密の写真スポットがある。」「特別に教えてあげる。」と言われて、言語も文化も違う現地の子供と交流するという経験に嬉しくなりました。

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連れて行かれた場所はいたって「普通」

ついてきて」と言われて、3メートルくらいの石造りのテラスから、示されたとおりの小さな足場に足をかけて女の子に着いて降りました。そしてテラスの下の橋脚がずらっとならんだ部分を示して「これが写真スポットだよ。」と言われて一応撮影しました。

確かにテラスから降りなければ撮れない写真ではあるけど、言うほどの場所ではありません。「ありがとう」とお礼を言って撮影が終わって戻ろうとするのですが、足場がわからず3メートルのテラスに戻れません。

帰ろうとすると女の子がガイド料を請求

その状況で女の子は突然態度を変えて「ガイド料を15ドル(2000円以上)ちょうだい。」と請求して来ました。しまったと思い拒否するとなんと大声で「ひどい!」「日本人が私を傷つける!」といった内容で大声で泣き叫び始めました。

テラスを通る観光客の視線が集まり、傍目には外国人が現地の無邪気な女の子をいじめて泣かせているような絵面です。

さすがに気まずくなり、その場から立ち去るために1ドル(100円ちょっと)で手を打ったのですが、帰国後にテラスの橋脚の写真を見るたびにあの時の気まずさと、女の子のしたたかさを思い出して苦笑いしてしまいます。

子供といえど、海外では気を抜かない

カンボジアの子供たちは生活の為に、お土産やガイドで生計を立てています。子供は無邪気なものという日本の常識が通用しません。無邪気な素振りも、大泣きして周囲の注目を集めたのも巧みな演技です。

文化の違う海外に行ったときは、相手が子供といえども気を抜いては相手の思う壺になってしまうので、油断してはいけないということを学びました。

とはいえそれも現実の世界の姿で、結果的には1ドルのチップを払っただけなのでとても良い経験になりました。

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